ラーメン式橋台の設計計算(部分係数法・H29道示対応) Ver.4 バージョン更新内容

2025年 01月 31日 更新

Ver.4.00.00更新日:'25.01.31

機能追加

  • 上部工反力、橋座の設計において、支承位置毎の入力に対応しました。
    • 上部工反力
      「荷重-上部工反力」画面において、支承位置ごとの指定が可能です。
      ※震度連携モードの場合は、取り込み対象の荷重が集計値となるため「集計値入力」のみとなります。
    • 橋座の設計
      「付属設計-橋座の設計」画面において、支承配置の指定が可能です。併せて、支承配置位置からの抵抗面積の自動設定に対応しました。

機能拡張

  • 入力:橋座の設計において、入力に応じたせん断抵抗面積を描画するようにしました。
  • 計算:上部工反力(TH,WS,WL)の作用高さを個別に指定できるようにしました。
  • 計算:橋座の設計において、コンクリートの負担分を算出するための係数αの直接指定に対応しました。
  • 計算:頂版の耐久性能の照査(疲労)において、引張応力度の制限値を床版扱いで計算できるようにしました。
  • 計算:端接合部の照査において、気中部材のときには腐食に対する補強鉄筋量を表示するようにしました。
  • 計算:単独設計モードにおいて、基礎ばねの計算、出力を可能としました。
  • 計算:震度連携における剛性モデルの底版高さとして、前趾高と底版中央部高を選択できるようにしました。

機能改善

  • 入力:液状化の対象として、D+TH+EQのケースを考慮するか/しないかの選択を用意しました。「道路橋示方書・同解説 Ⅴ耐震設計編 平成29年11月」P.33の記載に対応した選択となります。
  • 入力:桁受台斜部材がある場合の頂版のせん断照査位置(前側)の初期化を改善しました。
  • 入力:「荷重-永続/変動作用時の荷重ケース」画面の荷重状態に番号(①②…)を表示するようにしました。
  • 入力:本体翼壁厚さの入力制限を緩和しました。
  • 入力:付属設計の翼壁設計において、背面土砂の単位体積重量の範囲を軽量盛り土でも可能とするため0.1からに変更しました。
  • 入力:震度連携時に上部工鉛直反力を取り込むかどうかの選択を追加しました。上部工反力を荷重ケース毎に指定するを選択した場合に選択が可能となります。
  • 入力:杭基礎連動時に、メイン画面に連動対象表示ボタンを追加しました。
  • 計算:直接基礎において、支持地盤が岩盤の場合でも鉛直支持力の検討を行えるように選択を追加しました。
  • 結果確認:結果総括の翼壁の結果表示に、全ての部位(A部,B部…)について厳しいケースの結果を表示するようにしました。
  • 結果確認:結果総括にせん断補強鉄筋比の結果を表示するようにしました。
  • 結果確認:結果確認画面の右クリックからHTMLファイルの保存ができるようにしました。
  • 結果確認:受け台の結果は胸壁と別画面で表示するようにしました。
  • 計算書:翼壁の設計において、任意土圧が適用状態を出力するようにしました。
  • 計算書:端接合部の照査において、制限値Mrod,Mridも表示するようにしました。
  • 計算書:「設計条件-形状寸法」の図に中詰め土を表示するようにしました。
  • 設計調書:翼壁の部材毎の出力書式を追加しました。また、せん断照査のケースを出力するようにしました。

不具合対策

  • 計算:橋座面高さと頂版下面高さが一致するときに、前壁の重量(ブロック割)が正しく行われないのを修正しました。
  • 計算書:付属設計の翼壁設計において、EQ無しのみを選択してもEQケースの結果が出力されるのを修正しました。
  • 入力:震度算出のデータ(*.PFU)を開くとき、「構造物を開く」ダイアログにおいて本製品で保存した構造物の3Dが表示されないのを修正しました。(x64版のみ)

ヘルプ修正

  • 概要
    • バージョン及び改良点-Ver.4.0.0について
  • 操作方法
    • 『入力』モードの操作-初期入力
    • 『入力』モードの操作-荷重(上部工反力)
    • 『入力』モードの操作-考え方(安定計算:直接基礎)
    • 『入力』モードの操作-考え方(安定計算:杭基礎)
    • 『入力』モードの操作-考え方(頂版・側壁設計)
    • 付属設計画面の操作-橋座の設計
  • 計算理論および照査の方法
    • 断面計算-端接合部の照査

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