H29年道路橋示方書においては、荷重の組み合わせや荷重係数・組合せ係数が大きく異なり、H24年道示対応版の製品との互換性は以下のようになります。
平成29年道路橋示方書の対応項目は、次の通りです。
今回、永続作用/変動作用における照査時の設計計算モデルについては、基礎底面の水平方向せん断地盤抵抗以外は、バイリニアでモデル化した立体骨組み解析を照査に用います。 これは、「3次元鋼管矢板基礎の設計計算」のモデル化方法の詳細モデル(6方向ばね、全バイリニアモデル)の基礎底面の鉛直方向の地盤ばね特性を押込みに対して線形、引抜きに対して抵抗しないモデルとしたものとなります。
平成29年道路橋示方書対応に伴い、「3次元鋼管矢板基礎の設計計算」で指定可能であった連結鋼管矢板工法、コンクリート打設,プレボーリング,旧道示設計モデル(3方向ばね、ひずみ依存性考慮)は、基準にない形式のため適用外としています。また、基準にて明確にされていない、「仮締切りの計算」及び「頂版と矢板の接合部の照査」については、明確になり次第、製品へ反映していきます。