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製品詳細価格/購入サンプル画面ユーザ紹介/評価・Q&A

  Q&A (製品評価や導入の際に役立つQ&Aです)
ライン

 1.圧密沈下

Q1−1. 圧密沈下量を無視するモデル化は可能か?
A1−1. 「圧密沈下量を無視する」モデル化の方法は以下の2種類が考えられます。
なお、以下のモデル化は本製品の盛土−堤防盛土入力画面に盛土形状を1つ入力した場合について説明致します。
モデル化1:圧密沈下量は計算するが、残留沈下量に考慮しない方法
  1. 条件−基本条件−基本条件入力画面の「沈下量算出方法」スイッチを「沈下計算を行う」と指定する。
      

  2. 盛土−堤防盛土−堤防盛土入力画面の「沈下計算」を「全計算」と指定する。
      

  3. 考え方−考え方−基本画面の「残留沈下量計算−圧密沈下量の取り扱い」を「考慮しない」と指定する。
      



モデル化2:圧密沈下量は直接入力(0入力)して即時沈下量、側方変位量のみ計算する方法

  1. 条件−基本条件−基本条件入力画面の「沈下量算出方法」スイッチを「沈下量を入力する」と指定する。
      

  2. 同画面の「即時、側方は計算する」にチェックする。

  3. 盛土−堤防盛土−堤防盛土入力画面の「沈下計算」を「即時、側方」と指定する。
      

  4. 沈下量計算−沈下量−沈下量入力画面にて「圧密沈下量」を0.0入力する。
      

  5. 沈下量計算−沈下量着目点−沈下量着目点入力画面にて着目点を設定します。
      
 
Q1−2. 残留沈下量計算時に埋め戻し土を考慮できるか?
A1−2. 考慮できます。本プログラムにおいては、埋め戻し土を考慮する方法は2通りございます。
 1.常にG.L=床付け面として設計する場合
 2.G.L≠床付け面として設計する場合
1の方法の場合、掘削時等による埋め戻し土分をある意味厳密に再現可能となりますが、「堤防盛土」入力において、埋め戻し土分をブロック入力して頂く必要がございます。
2の方法の場合、厳密な意味での埋め戻し土形状を再現はできない(地層データより内部生成するためレベルであることが条件であるため、掘削形状等が再現できません)ものの、「水位・土質」入力画面で、「地層毎に荷重データを内部で生成する(床付け面より上)」をチェック頂き、奥行き方向の長さを入力頂ければ、地層データを用いてレベルな埋め戻し土を内部で自動生成します。(この際、載荷長は自動的に設定されますが、お好みにより載荷長を編集頂けます)
この自動生成される埋め戻し土分の盛土データは、「即時・側方変位」の計算にのみ用いられます。
また、単位重量等については、地層データとして定義されたものを利用して作成いたします。
なお、この、「地層毎に荷重データを内部で生成する(床付け面より上)」がチェックされていない場合には、埋め戻し土分は自動生成されませんのでご注意願います。
      
 
Q1−3. 沈下量計算で、他のソフトで計算した値を入力し計算させることは可能か?
A1−3. 可能です。本製品では、ご希望されている沈下量の直接入力に対応しております。
「本体縦方向」−「条件」−「基本条件」入力画面にて、「沈下量算出方法」の選択スイッチ(沈下計算を行う/沈下量を入力する)がありますので、こちらで「沈下量を入力する」にチェックして下さい。
      
こちらにチェックをして頂きますと、沈下量は直接入力にて指定することが可能です。
 
Q1−4. 盛土形状で全体拡幅を選択したときに、圧密沈下の計算は旧堤をのぞく新規の盛土分に対する圧密沈下を計算するということか。
A1−4. 盛土形状で全体拡幅を選択したときには、圧密沈下量の計算は旧堤をのぞく新規の盛土分に対して行うことがよろしいかと考えられます。
      
上記は、「柔構造樋門設計の手引き 山海堂」のP-83、P-121〜122の方に記載されておりますので、ご覧頂きたいと存じます。

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 2.荷重

Q2−1. 樋門の門柱の計算において、門柱縦方向の計算で背面に土砂を背負っていて風荷重を考慮しないで常時のみ結果を出したいときに、結果で風荷重を抜くことは可能か?
A2−1. 可能です。本製品の入力データ「門柱-荷重-荷重」荷重入力画面のその他タブ内の「検討ケース-風荷重」計算スイッチをOFFにして頂きことにモデル化することができます。但し、上記の計算スイッチは門柱の横方向の計算にも反映されます。
      

また、門柱計算における許容値については、メインメニューの「基準値-許容応力度法の割増係数」許容応力度法の割増係数入力画面にて修正することができます。
      

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 3.形状

Q3−1. 頂床がない状態でモデル化は可能か?
A3−1. 本体縦方向では、頂床がない状態でもモデル化することは可能です。
本体縦方向−函体・継手−スパンブロック入力画面で「頂版厚Y1=0.0」と入力ください。
但し、頂版厚を0.0に指定したブロック(断面)につきましては、応力度照査を行うことはできません。
      
 
Q3−2. 「鋼管」での計算は可能?
A3−2. 本製品では、鋼管の円形函体に対応しています。
「本体縦方向」−「条件」−「基本条件」入力画面−「函体形状」にて「円形」を選択して下さい。
      
 
Q3−3. 本体縦方向や函体・継手の入力画面で右側が川表、左側が川裏になっているが、逆にすることはできないか。(右が川裏で左が川表)
A3−3. 川裏・川表の状態につきましては「本体縦方向」−「函体・継手」−「門柱・胸壁」入力画面にて設定が可能です。
本製品では、本体縦方向の川表・川裏の定義を、同画面内の門柱の設置位置にて以下のように考えております。
門柱設置位置が本体縦方向スパン中央より右側→右側:川表、左側:川裏
門柱設置位置が本体縦方向スパン中央より左側→右側:川裏、左側:川表
また、川表・川裏の状態については、同画面内の2D描画図でもご確認して頂けます。
      

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 4.支点条件

Q4−1. 川裏に別構造物に接続しているものは、境界条件を設定する必要がある。
直接基礎のため何らかのバネを入れる必要があるが、入力可能か?
A4−1. 入力は可能です。
本製品の条件-基本条件入力画面の「本体左右端部の支持条件」にて左右の支点条件が指定できますので、こちらをご利用下さい。
      

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 5.設計の考え方

Q5−1. 「考え方」-「基本」の「地盤反力係数算出時に用いる長さ」の『函体のスパン長』と『函体のブロック長』の使い分けを教えてほしい。
A5−1. この長さ指定は、函体剛性の評価に用いられます。
「柔構造樋門設計の手引き」(P-81)には函体スパン長を用いる旨の記載があります が、厳密にはブロック毎に剛性の評価を行うべきではないか(ブロック毎に地盤反力度は異なる可能性があるので・・)との判断から、函体のブロック長を用いることも できるように、考え方にスイッチを設けました。
本スイッチは、設計者の判断により決定してください。
      

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 6.耐震設計

Q6−1. 門柱のプッシュオーバー解析に対応しているか?
A6−1. 対応しています。「門柱のプッシュオーバー解析」は、入力データ「門柱−条件−基本条件」基本条件入力画面の「レベル2地震動照査(河川構造物の耐震性能照査指針(案))」計算スイッチを「する」に指定して頂くと、Treeに「鉄筋(レベル2)」、「荷重(レベル2)」が表示されます。
      

こちらが、レベル2(プッシュオーバー解析)の入力画面となります。
      

また、本製品は「土木研究所資料第4103号 地震時穂湯水平耐力法に基づく水門・堰の耐震性能照査に関する計算例 平成20年3月」の計算例を参考としてプッシュオーバー解析を行います。

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 7.モデル化

Q7−1. 門柱無しや川裏胸壁無しの設計検討は可能でしょうか?
A7−1. ご希望されている「門柱無しや川裏胸壁無しの設計」について対応しております。
「本体縦方向の函体-門柱・胸壁」入力画面の荷重値を0.0入力して頂きたいと存じます。
      

既に門柱及び川裏胸壁を入力している場合には、「付属構造物の初期化」機能をご利用頂きたいと存じます。
「付属構造物の初期化」機能の操作手順は、ツリー画面のツリー表示している付属構造物(門柱及び川裏胸壁)をマウスで選択してマウス右ボタンにて入力データを初期化することができます。
 
Q7−2. スパン、ブロックは1つのファイルで1種類しか設定できませんか?
A7−2. スパン、ブロックは1つのファイルで複数設定が可能です。
スパン数は、最大50スパン指定可能であり、1スパン内は最大5ブロックまで指定可能です。
また、ブロック毎に異なる断面寸法(頂版厚、側壁、底版厚)が定義可能としております。
 
Q7−3. 縦方向の計算で剛構造の場合の計算は可能ですか?
A7−3. 剛構造(剛支持)の設計モデルに対応しております。
本製品の入力データ「本体縦方向−基本条件」入力画面の「設計モデル」に「柔支持」/「剛支持」の計算スイッチがございますのでこちらで「剛支持」へ切り替えることを可能としております。
      
 
Q7−4. 河川構造物では最小鉄筋量0.2パーセントの考慮というのがありますが、対応されておりますでしょうか?
A7−4. 対応しております。
本製品の最小鉄筋量の計算は「柔構造樋門 設計の手引き」P-191に準拠しており、各構造物毎に「考え方」入力画面−応力度照査タブ−最小鉄筋量にて最小鉄筋量の計算タイプ、パーセント、照査条件に必要鉄筋量4/3と比較するかの計算スイッチをそれぞれに指定することができます。
      

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 8.荷重

Q8−1. 柔構造の手引きP-50−表1-3-5にあるような土圧を様々組み合わせて考慮することは対応ですか、また、柔構造の手引きP-50にあるように、1スパン時は地震時静止土圧とするのがよいとあるが対応可能ですか?
A8−1. ご希望されている胸壁、翼壁の柔構造樋門の手引きに記述している土圧計算に対応しております。
本製品の入力データ−「胸壁、翼壁−考え方」入力画面にて地震時土圧−土圧計算式−計算タイプで指定することができます。
      

 >> サポートページ 柔構造樋門の設計 Q&A集

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