SaaS(サース)とは、Software as a Serviceの略で、ソフトウェアをネットワーク(インターネット)経由のサービスとして提供する形態を示し、クラウドコンピューティングサービスの一形態とも言われています。
従来から主流となっているソフトウェア流通形態では、ユーザはソフトウェアベンダからアプリケーションソフトをパッケージ購入ないしダウンロードし、ユーザ側のコンピュータにインストールして利用するのに対し、SaaSではプログラムはソフトウェアベンダの管理するサーバ上に設置し、ユーザはWebブラウザなどを利用してネットワーク上からこのプログラムに入出力アクセスして利用する形態となります。
本サービスは、当社の「電子納品支援ツール」をベースとしてSaaS(サース、Software as a Service)化したものです。
電子納品支援ツール for SaaSの提供機能
当社の「電子納品支援ツール」の主要機能であるデータ作成・管理機能、検索機能、データ閲覧機能、データチェック機能、データ出力機能を提供中です。
電子納品支援ツール for SaaSは、すべてWebブラウザを介して操作を実行します。本サービスでは、XMLデータのチェック、複数人によるデータ作成の分業が可能です。
また、従来版の電子納品支援ツール製品との連動機能についても開発を予定しています。
データ作成、管理機能 | 新規データ作成 |
ファイル、フォルダの追加 | |
管理項目入力 | |
XMLデータの作成 | |
検索機能 | 全文検索機能 |
XML管理項目検索、置換 | |
データ閲覧機能 | サムネイル表示機能 |
画像ファイル | |
データチェック機能 | XML管理項目チェック |
データ出力機能 | 媒体作成、一括ダウンロード機能 |
その他 | 従来版連動機能(予定) |
▲提供機能
省庁 | 基準 | 年号 |
国土交通省 | 土木設計業務等の電子納品要領(案) | H20.05 |
工事完成図書の電子納品要領(案) | H20.05 (H22.09) | |
CAD製図基準(案) ※発注図面データの作成には未対応 |
H20.05 | |
デジタル写真管理情報基準(案) | H20.05 (H22.09) | |
測量成果電子納品要領(案) | H20.12 | |
地質・土質調査成果電子納品要領(案) | H20.12 |
▲適用基準・要領
SaaS化による利点
ソフトウェア機能の提供形態
SaaSサーバ側でソフトウェア機能を提供するため、利用者側でのコンピュータの導入・構築・管理・保守など作業負担が大幅に軽減されます。また利用者は、最新のソフトウェア機能を利用することができます。これによりソフトウェアバージョンの一元管理が可能となります。
当社サーバによるライセンス管理
本サービスの起動およびライセンス数の管理は、すべてSaaSサーバ上で管理されます。このため、従来製品のようなローカル/ネットワークプロテクトキーは不要になります。
SaaSサーバによるデータ共有
本サービスで扱う各種データファイルはSaaSサーバ上のユーザストレージ領域に保存されるため、インターネットが利用できる環境であれば外出先から本製品およびデータを利用することが可能です。
※ 2021年4月からの消費税総額表示義務化に伴い、価格表記を「税抜」から「税込」へ移行いたします。
製品価格
価格は税込表示です
製品名 | ライセンス | 月額料金 |
UC-1 for SaaS 基本ライセンス [1ユーザー/1GBまで] |
ユーザ情報ページオプション。GSS-GroupWareの利用が可能。 ユーザデータ保存領域上限1GB |
¥4,400(税抜 ¥4,000) |
追加ライセンス [1ユーザーライセンス、ユーザ領域500MB追加] | ¥2,750(税抜¥2,500) | |
電子納品支援ツール for SaaS [1ユーザー] |
基本ライセンス [1ユーザーライセンス] | ¥15,400(税抜¥14,000) |
追加ライセンス [1ユーザー単位] | ¥9,900(税抜¥9,000) |
※1ヶ月単位でのご利用となります。利用期間終了日までに解約のお申し出が無い限り、
毎月利用期間を1ヶ月延長する自動更新となります。お支払いは口座振替となります。
バージョンアップ開発履歴
■バージョンアップ、リビジョンアップ(無償保守)の主な内容を一覧にしています。
旧版改訂、リバイバル版リリース時などの場合にご参考ください。
電子納品支援ツール for SaaS | ||
バージョン | リリース日 | バージョンアップ内容 |
---|---|---|
1.00.00 | 12/03/01 |
|
LOADING