プログラムの機能と特長
|
|
■対応する工種・構築物
- 原則として、国交省「土木工事共通仕様書・施工管理基準等」における「(3)土木工事施工管理基準及び規格値」に準じますが、点群データを利用する事から、土工(盛土や切土)、道路土工等に限定されます。
■設計断面
- 設計断面となる盛土形状や切土形状(線形を含む)については、Road本体の機能である「道路編集」機能を利用して入力します。LandXMLを利用して、より簡単に設計データをインポートすることも可能です。
■出来形管理基準及び規格値
- 測定項目については、前述の工種・構造物に限定すると、高さ・幅(法長)、厚さのみとなります。規格値については、対象構造物に応じて指定することが可能であり、規格値とは別に、社内規格値も定義可能です。
|
|
|
測定項目 |
規格値 |
基準高▽ |
-50 |
法長l |
l<5m |
-100 |
l≧5m |
法長-2% |
幅 w1,w2 |
-100 |
|
|
▲規格値の設定 |
■出来形断面
- 出来形断面については、当社の3Dレーザースキャンサービスなどを利用して得られる点群データおよび地表面TINデータに対応しています。指定した測点毎に、出来形断面を認識するため、短時間で、多くの実測データを取得することが可能です。
|
▲出来形断面の確認と編集 |
■出来形管理帳票
- 国交省「土木工事共通仕様書」を適用する請負工事に用いる出来形管理帳票様式のうち、以下の出来形管理帳票を作成します。
様式No |
様式名称 |
様式31 |
出来形管理図表 |
様式80 |
品質・出来形品質管理表(表紙) |
様式81 |
測定結果総括表 |
様式82 |
測定結果一覧表 |
様式84 |
出来形管理図(工程能力図) |
様式85 |
度数表 |
- 出来形管理帳票は直接印刷の他、Excel形式(2000から2010対応)としても作成可能です。Excel形式での帳票生成に対応することにより、帳票の編集が可能となり、発注機関に応じた帳票とすることも可能になるなど、適用範囲が広がります。
|
|
▲印刷プレビュー(様式31) |
▲Excelファイル(様式31) |
|
|
▲Excelファイル(様式85) |
▲測定結果総括表 |
■Photog-CADとの連携
- Photog-CAD(開発元:日本建設情報総合センター)は災害現場にてデジタルカメラを使って写真撮影することで3次元モデルを作成し、横断図を作り、査定設計書まで作成できるシステムです。本製品では、Photog-CADから生成される地表面TINデータを、出来形として認識させることで、3Dレーザースキャナの代用として、デジタルカメラの活用についても想定しています。
■サンプル画像
|
|
|
▲出来形設定−計測点 |
|
▲出来形設定−点群ファイル |
|
|
|
|
|
▲盛土 |
|
▲盛土−出来形断面 |
|
▲盛土−設計断面 |
|
|
|
|
|
▲掘削 |
|
▲掘削−出来形断面 |
|
▲掘削−設計断面 |
|
|
|
|
|
▲擁壁 |
|
▲擁壁−出来形断面 |
|
▲擁壁−設計断面 |
|
|