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  Q&A (製品評価や導入の際に役立つQ&Aです)

 1.適用範囲

Q1−1. 製品の概要は?
A1−1. 道路橋示方書・同解説IV下部構造編(平成24年3月)、V耐震設計編(平成24年3月)」に基づいて、鉄筋コンクリート橋脚の設計計算から、図面作成までを一貫して行うプログラム。
「既設道路橋の耐震補強に関する参考資料(平成9年8月)」および「既設橋梁の耐震補強工法事例集(平成17年4月)」を参考にして既設橋脚の耐震性の判定、補強設計を行います。
図面作成では、一般図から配筋図、組立図、加工図、鉄筋表などの図面を一括生成し、簡易編集機能、DXF、SXF、DWGなどの各ファイル出力に対応。
 
Q1−2. 適用範囲は?
A1−2. 橋脚形式・形状等
橋脚の形式 単柱式の張り出し式橋脚、壁式橋脚(橋軸、直角方向偏心)
柱断面形状 矩形、矩形面取り(R/直線)、小判形、円形の中実断面、中空断面(逆テーパー、矩形面取りを除く)。
柱の順テーパー(下広がり)、逆テーパー(上広がり)をサポート(矩形面取り時の順テーパー除く)
はり形状 はり幅≧柱幅、柱幅≧はり幅に対応
(後者は、はり先端しぼり形状可能。前者は、矩形形状のときはり先端しぼりが可能。)
フーチング形状 テーパーなしから全方向テーパーまで対応
フーチング下面に段差を設けることも可能です
基礎形式 直接基礎、杭基礎、深礎基礎
(杭基礎、深礎基礎は当社「基礎の設計」「深礎フレーム」がそれぞれ必要)
また、基礎連動用XMLファイルを介して「基礎の設計」に基礎検討用データを渡すことにより、鋼管矢板基礎、ケーソン基礎、地中連続壁基礎の検討が可能。
はり、フーチング強工法 RC増厚、拡幅による補強
(はりについては橋軸方向のみ、フーチングについては橋軸方向・直角方向・上面に対して補強可能)
柱補強工法 鋼板巻立て補強
(アンカー筋なし、
アンカー筋あり)
アンカー筋あり=曲げ耐力制御式鋼板巻立て工法は、小判形時は文献適用外
鋼板併用RC巻立て
工法
円柱以外の壁式橋脚に適用可能
RC巻立て工法 円柱以外の壁式橋脚に適用可能
ただし、アンカー定着を行う場合のみ文献適用範囲
PCコンファインド工法 矩形(橋軸方向幅≦橋軸直角方向幅)、円形、小判形に対応。
ただし、柱にテーパーがある形状は未サポート
ピア−リフレ工法 全ての柱形状に対応。
フーチング補強 杭基礎時(当社、「基礎の設計」が必要)の増し杭工法可能。
また、柱の補強設計と同時に検討することが可能
インターロッキング式
橋脚
柱にテーパーがある形状、主鉄筋の段落としは未サポート。
新設設計かつ小判形、矩形面取り形状のみサポート。
鋼管・コンクリート
複合構造橋脚
レベル2地震時照査は、破壊形態の判定及び耐力の下限値照査をサポート。
別途、動的解析が必要です。
 
Q1−3. オプション機能は?
A1−3. ・REED工法オプション (300,000円)
主鋼材となるストライプHを断面積の等価な3本の鉄筋に置き換えて計算します(「REED工法」技術紹介:前田建設工業株式会社) 。

・保耐法拡張オプション (50,000円)
「道路橋示方書・同解説 平成24年3月 (社)日本道路協会」では、保有水平耐力法に用いる地震時慣性力を橋脚が支持する上部構造部分の重量Wuと橋脚の重量Wpより求めた等価重量Wに設計水平 震度khcを乗じることで算定し、これを上部構造の慣性力作用位置に作用させ照査を行っています。この方法は、上部構造の慣性力に比較し下部構造の慣性力 が支配的となるような場合など、実際の挙動と異なると考えられるケースがあります。
本オプション機能は、各着目点位置における慣性力を個別に算定し各限界状態に達する場合の震度を厳密に求めることで、設計水平震度khcと保有水平耐力Paに達するときの震度khaを比較し照査を行います。これにより、下部構造の慣性力が支配的となるようなモデルにおいても精度よく照査を行うことが可能になると考えられます。
 
Q1−4. 図面作成機能について
A1−4. IFC形式およびAllplan形式のファイル出力に対応
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
   
Q1−5. 適用基準及び参考文献は?
A1−5. 適用基準
  • 道路橋示方書・同解説 I 共通編  平成24年3月 (社)日本道路協会
  • 道路橋示方書・同解説 III コンクリート橋編  平成24年3月 (社)日本道路協会
  • 道路橋示方書・同解説 IV 下部工編  平成24年3月 (社)日本道路協会
  • 道路橋示方書・同解説 V 耐震設計編  平成24年3月 (社)日本道路協会
  • 道路橋示方書・同解説 V 耐震設計編 平成14年3月 (社)日本道路協会

参考文献
  • 道路橋の耐震設計に関する資料 平成9年3月 (社)日本道路協会
  • 既設道路橋の耐震補強に関する参考資料  平成9年8月 (社)日本道路協会
  • 既設道路橋基礎の補強に関する参考資料  平成12年2月 (社)日本道路協会
  • 道路橋示方書・同解説 SI単位系移行に関する資料 平成10年7月 (社)日本道路協会
  • インターロッキング式横拘束筋を有する鉄筋コンクリート橋脚の設計要領(案)  平成15年6月日本道路公団
  • 高速道路の橋梁技術基準に関する講習会 平成15年7月 日本道路公団(監修)、(財)高速道路技術センター(編集)
  • 設計要領 第2集 -橋梁・擁壁・カルバート-  平成12年1月 日本道路公団
  • 設計要領 第2集 橋梁建設編 平成18年4月 東・中・西日本高速道路株式会社
  • 設計要領 第2集 橋梁保全編 平成18年4月 東・中・西日本高速道路株式会社
  • 設計要領 第2集 橋梁建設編 平成24年7月 東・中・西日本高速道路株式会社
  • 設計要領 第2集 橋梁保全編 平成24年7月 東・中・西日本高速道路株式会社
  • 設計要領 第2集 橋梁建設編 平成26年7月 東・中・西日本高速道路株式会社
  • 設計要領 第2集 橋梁保全編 平成26年7月 東・中・西日本高速道路株式会社
  • 設計要領 第2集 橋梁建設編 平成27年7月 東・中・西日本高速道路株式会社
  • 設計要領 第2集 橋梁保全編 平成27年7月 東・中・西日本高速道路株式会社
  • アラミド繊維シートによる鉄筋コンクリート橋脚補強工法設計・施工要領(案) 平成10年1月 アラミド補強研究会
  • 既設橋梁の耐震補強工法事例集 平成17年4月(財)海洋架橋・橋梁調査会
  • 鋼管・コンクリート複合構造橋脚設計マニュアル 改訂版 平成12年1月日本道路公団 技術部
  • 杭基礎設計便覧 平成19年1月(社)日本道路協会
  • 道路橋震災対策便覧(震災復旧編) 平成18年度改訂版(社)日本道路協会
  • よくわかる直接基礎・深礎基礎の設計 平成13年6月株式会社山海堂
  • 「兵庫県南部地震により被災した道路橋の復旧に係る仕様」の準用に関する参考資料(案) 平成7年6月(社)日本道路協会
  • 国総研資料第700号 既設橋の耐震補強設計に関する技術資料 平成24年11月 国土交通省 国土技術政策総合研究所
  • 道路橋示方書・同解説(平成24 年3月)に関する質問・回答集( I )V 耐震設計編 平成24年11月 耐震設計小委員会
  • REED工法設計施工マニュアル(案) 平成24年3月 道路橋示方書対応版 前田建設工業株式会社
 >> サポートページ 橋脚の設計 Q&A集

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