Q3−1. |
曲げ照査時のアンカー筋の取り扱いを「複鉄筋」とした場合、圧縮側と引張側の鉄筋をどのように区分し入力すればよいか |
A3−1. |
現行バージョンでは、入力した区分によって次のように曲げ照査時に有効とする鉄筋を決定しています。
・単鉄筋:引張側に配置される鉄筋(=「上面」と定義された鉄筋のみ)を考慮。
・複鉄筋:圧縮側及び引張側に配置される鉄筋(=入力された全鉄筋)を考慮。
従いまして、通常は断面の図心位置を境に上面と下面を設定してください。 |
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Q3−2. |
落橋防止構造の設計水平地震力に用いる橋脚の水平耐力を計算することは可能か |
A3−2. |
水平耐力を計算する機能はありません。設計対象が橋脚の場合、「基本条件」画面の「震度連携の取込(更新)」ボタンより、別途作成している震度連携ファイル(*.F3W)内に登録されている橋脚の水平耐力を反映することができますのでこちらの機能をご利用ください。 |
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Q3−3. |
高力ボルトの位置を1本ずつ指定したい |
A3−3. |
Ver.4より、高力ボルトの座標入力に対応しています。
高力ボルトの設定項目で、入力方法を「座標」とし、ガイド図を参考に設定を行ってください。 |
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Q3−4. |
落橋防止壁の照査に用いる曲げ耐力はどのように算定しているのか |
A3−4. |
H24道示W(P.175)の(1),(P.186)の(1)の解説より、H24道示Vの破壊抵抗曲げモーメントMuとして求めています。
基本的な考え方及び計算方法については、H24道示V(P.142〜145)をご覧ください。 |