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  プログラム概要

本プログラムは「道路橋示方書II 平成24年3月」(社団法人日本道路協会)及び「ガイドライン型設計 適用上の考え方と標準図集(改訂版) 平成15年3月」(社団法人日本橋梁建設協会)に基づき、非合成I桁断面または合成I桁断面のフランジ板厚及びフランジ幅の自動決定、I桁連結部のボルト配置の自動決定及び非合成I桁断面または合成I桁断面の断面照査を行うものです。

  関連情報
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  プログラムの機能と特長

鋼断面の計算」では、I形断面、箱形断面及びトラス形断面の計算が行えますが、「鋼板桁橋設計ツール」の鋼断面の計算機能としましては、I形断面(非合成と合成)に特化した内容となっており、 入力断面の応力度チェックを目的としたものです。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。

  1. 鋼鈑桁橋の設計ツールとして次の5つの機能を備えています。
    • 非合成I桁断面の断面照査機能
    • 非合成I桁断面の自動形状決定機能
    • 合成I桁断面の断面照査機能
    • 合成I桁断面の自動形状決定機能
    • I桁断面連結部の自動ボルト配置決定機能

  2. 非合成I桁断面の断面照査機能
    非合成I桁断面の形状と断面力を入力して断面照査を行います。弊社製品「鋼断面の計算」と同等の計算を行います。
  3. 非合成I桁断面の自動形状決定機能
    桁高や断面力を元に、非合成I桁断面の必要なフランジ厚及びフランジ幅を自動決定する機能です。

    画像をクリックすると大きな画像が表示されます。 ・・・フランジの応力度算定式
  4. 合成I桁断面の断面照査機能
    合成I桁断面の形状と断面力を入力して断面照査を行います。弊社製品「鋼断面の計算」と同等の計算を行います。

  5. 合成I桁断面の自動形状決定機能
    桁高、床版有効高、床版配筋や断面力を元に、剛性I形断面の必要なフランジ厚及びフランジ幅を自動決定する機能です。クリープ、温度差及び乾燥収縮による静定力を考慮します。
  6. I桁断面連結部の自動形状決定機能
    高力ボルトを用いたI形桁の連結部のボルト配置を決定する機能です。「ガイドライン型設計運用上の考え方と標準図集(改訂版)(平成15年3月)」に準拠します。
    ボルトの基本配置は、格子配置ですが、フランジ幅が狭く格子配置が不可能な場合は、千鳥配置とします。
    ボルトの縁端距離と必要ボルト数から自動配置を行います。
    ボルト配置は端部配置本数が漸減するような形状(三角形状)となるように調整します(本数的に無理な場合は除きます)。
  7. 1つのデータファイルに、5つの機能それぞれ30ケースずつのデータを設定できます。
  8. PPF出力でも5つの機能ごとに出力ケースが分類され、必要なケースのみ出力指定できます。
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  適用基準及び参考文献

適用基準
  • 道路橋示方書・同解説II 鋼橋編 平成24年3月(社団法人 日本道路協会)
参考文献
  • 「ガイドライン型設計 適用上の考え方と標準図集(改訂版) 平成15年3月」(社団法人 日本橋梁建設協会)
  • 「連続合成2主桁橋の設計例と解説 平成17年8月」(社団法人 日本橋梁建設協会)

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