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1.設計対象
- プレテン・ポステンのPC橋、PRC橋、RC橋、PCコンポ橋。
JIS桁においては呼び名を選択することにより、断面設定、鋼材配置までを自動的に設定できます。
2.形状
(1)平面形状
- 平面形状:整形、バチ形、斜角および任意形による指定が可能。
主桁数・横桁数や間隔及び角度を入力することにより、形状を簡単に作成できるジェネレータ機能があります。
(2)桁の形状(断面形状)
- 円孔ホロー(中空床版)、T桁、I 桁(合成 I 桁)、ダブルT桁(2主版桁)、多主版桁、多主版桁のサークルハンチ形状。
入力データジェネレート機能対応。
JIS桁においては、JIS A 5313-1995 、5319-1995 をサポート(JIS1995、2004年版対応)
3.設計荷重
- A活荷重、B活荷重、旧荷重(L-20、L-14、TT-43)から選択。
A活荷重、B活荷重の場合は、T荷重、L荷重、T荷重・L荷重(両方を算出・危険側を考慮)から選択。
- 検討ケース:導入直後、死荷重、全死荷重時(合成桁の場合)、設計時、疲労時、終局時(a,b,c)の8ケースが可能。
また、橋面荷重・添加物等の死荷重、任意集中荷重が可能。
- 枝桁・非対称形状・施工段階を考慮した任意荷重の設定に対応
4.設計・照査
(1)構造解析
- 1. 変形法による格子構造
- 2. 支点沈下の影響考慮
(2)鋼材処理
- 1. 純断面、PC換算断面の断面諸量
- 2. PC鋼材応力度(導入直後、有効時、最大時)
- 3. PRC部材の鉄筋拘束力
- 4. PC鋼材の伸び量
- 5. プレストレスと合成応力度
- 6. 引張補強鉄筋量
- 7. プレストレス導入度
- 8. PRC部材の曲げひび割れ幅
- 9. プレストレスによるたわみ計算
(3)断面照査
- 1. 破壊抵抗曲げモーメントと破壊安全度
- 2. 平均せん断応力度と斜引張鉄筋量、軸方向鉄筋量
- 3. PC、PRC部材の斜引張応力度
- 4. PRC部材の変動応力度と疲労強度
- 5. RC部材の曲げ応力度
- 6. 主桁部材と横桁部材の一括照査対応
- 7. ポステンI桁の床版合成2次応力対応
(4)その他
- 1. コンクリート等の概算数量
- 2. 舗装及び調整コンクリート等の層厚変化、ダイヤフラム等の集中荷重指定に対応
- 3. 支点データのチェック(バネ支点の連成項)に対応
- 4. 下部工設計用反力の算出
5.付属設計:「横方向の設計」、「横桁の設計」、「PC床板の設計」に対応
(1)設計断面力:単体モード、連動モード
(2)断面照査:PC、PRC、RC から選択
(3)横方向:
- 1. 箱桁断面はラーメンモデル
2. 円孔ホロー桁、WT桁は単純梁モデル
横桁:
- 1. ウェブ中心に支承反力を集中荷重として載荷
2. 支承反力が支承縁端部から45°方向で分布載荷
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▼横方向モデル化例 |
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▼横桁モデル化例 |
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6.図面作成部
- 鉄筋コンクリート上部工の充実断面及び円孔ホロー中空断面を持つPC、RC床版橋の配筋図・加工図・鉄筋表・PC鋼材配置図・PC鋼材形状図・PC鋼材重量表・緊張力表など各種図表の作画もサポート
- 断面の張り出し部、高欄、地覆、中央分離帯を含む橋面工の作図が可能
- 直橋及び斜橋に対応し、横断勾配、縦断勾配の設定が行え、沓座部分の作図も可能
- 以下の基準に従った属性(線属性・レイヤ属性など)の図面作成が可能。CADデータ交換標準SXF形式のファイル出力が可能。
・国土交通省「CAD製図基準(案)」平成16年6月版
・日本道路公団「CADによる図面作成要領(案)」平成13年10月版
・日本道路公団「調査等業務の電子納品要領(案)」平成17年4月版
- 土木学会「土木製図基準 平成15年小改訂版」に対応した加工図の作図が可能。
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▲図面作成例 |
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