|
■適用構造と主な機能
適用構造
上部構造 |
コンクリート橋 |
床版橋、T桁橋、I桁橋、箱桁橋 |
鋼橋 |
鈑桁橋、箱桁橋、トラス橋、アーチ橋、ラーメン橋 |
下部構造 |
橋台 |
重力式、逆T式、ラーメン式 |
橋脚 |
壁式、張出式、柱式、ラーメン式 |
主な機能
- 点検調書のExcel出力機能
- 対話型画面による寸法・形式の選択、入力操作
- 2次元汎用CADベースのため、生成された図面を汎用CAD上で修正可能
- 3D形状ビューア機能
- 写真管理ツール
出力
- 橋梁の諸元と総合検査結果(点検調書(その1))
- 径間別一般図の自動作画(点検調書(その2))
- 現地状況写真印刷(点検調書(その3))
- 要素・部材番号図面の自動作画(点検調書(その4))
- 桁下面図、橋面図、下部構造展開図面の自動作画
- 損傷パターン・旗揚げの作画機能と損傷図面の出力(点検調書(その5))
- 写真管理機能(属性情報付加)と損傷写真印刷(点検調書(その6))
- 損傷程度の評価記入表印刷(点検調書(その7,8,9))
- 対策区分判定結果表印刷(点検調書(その10,11))
- 損傷情報をCSV形式ファイルに出力可能
- 図面は直接印刷の他、DXF、DWG、SXF、SFC、JWW、JWC等のファイルへ出力可能
■既存図面インポート
既存の点検業務図面、および、点検調書をインポートします。
※図面:一般図、 部材図、 損傷図
図面ファイル形式 : SXF, DXF, DWG, JWW, JWC
※点検調書:点検調書(その1)・・・点検業務情報を取得
点検調書(その6)・・・損傷写真情報を取得
損傷情報変換(下図左)
インポートした損傷図面に作図された損傷要素(文字列)から損傷情報に変換(一括変換、個別変換)します。
※一括変換(図面内文字列から一括して損傷情報に変換)
※個別変換(図面内文字列を個別に選択して損傷情報に変換)
損傷図面、点検調書エクスポート(下図右) 生成(読込み、追加、編集)した損傷情報は、「SXF,DXF, DWG、JWW, JWC」形式の損傷図面、および、「橋梁定期点検要領(平成26年6月版、平成31年3月版)」の点検調書として出力します。
|
|
▲損傷要素(文字列)から損傷情報変換 |
▲損傷図面・点検調書出力 |
■点検準備工
- 対話形式により橋梁形式や形状寸法の入力を行い、径間毎の要素・部材番号図を自動作画します。
(橋面図、桁下面図)
- 点検現場に持参し、目視にて確認した損傷状況を記録するための展開図を作画します。
(橋面図、桁下面図、株構造図)
■点検結果の整理
- 点検現場で展開図に記入した損傷状況を、CAD図面上に記録します。
損傷種類を選択し、スケッチ感覚で損傷の範囲・形状を作画できます。
- 損傷パターンに関する損傷情報を旗揚げとして作画します。
- 損傷の種類を選択し、一般的状況から判断される損傷程度の評価区分を指定して、旗揚げに記述の損傷情報となります。
- 写真番号は、写真管理ツールからリンクし、イメージで選択し設定する事が可能です。
参考 : 部位・部材による損傷の種類:要領(案) 表−4.42.1 から表示
損傷程度の評価:要領(案) 付録−1損傷評価基準 から選択
- 旗揚げで作画された損傷情報を抽出して損傷程度の評価記入表、及び対策区分判定結果表を作成します。
■写真管理ソフト
- 現場で撮影した写真ファイルをインポートし、写真ファイルの管理と点検調書(その3、6)の印刷を行います。
- 属性情報は直接入力するか、損傷旗揚げとリンクすることで損傷図からの自動設定が可能です。
- 要素記号順での写真番号自動設定機能があります。
|