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  Q&A (製品評価や導入の際に役立つQ&Aです)

1.適用範囲

Q1−1. 主桁の設計は可能か?
A1−1. 可能です。支持形式(単純梁、連続梁)に応じた照査が行えます。
 
Q1−2. 横断方向、縦断方向に作用する荷重の種類を教えてください
A1−2. 横断方向:自重・内水位の水重及び水圧の水位の影響・雪荷重を考慮
縦断方向:主桁自重・内水位の水重・雪荷重を考慮
いずれの方向においても、任意の等分布鉛直荷重の考慮が可能です。内水重と雪荷重については、大きい方の値と合計値のどちらを採用するか選択できます。  
 
Q1−3. 対応している形式を教えてください
A1−3. フルーム形式の鉄筋コンクリート水路橋に対応しています。  
 
Q1−4. 計算可能な荷重ケース数を教えてください
A1−4. 水位、雪荷重、任意荷重を組み合わせて最大20ケース計算可能です。

2.断面力の算定

Q2−1. 連続支持の断面力算出方法は?
A2−1. 等分布荷重・不等間隔の連続梁として、断面二次モーメント及び荷重を一定とした三連モーメントの定理により算定します。  
 
Q2−2. 水路内部の水位を任意に指定することは出来ますか
A2−2. 可能です。通常は満水状態で設計しますが、水路高さの範囲内で任意に指定することもできます。  
 
Q2−3. 水位と積雪深の両方を入力した場合、水位と雪荷重の両方の荷重を考慮するのでしょうか
A2−3. 「荷重」−「水位と雪荷重の扱い」において、大きい方の値と合計値をどちらを使用するか選択できます。
 
Q2−4. 横方向の断面力の決定方法を教えてください
A2−4. 「側壁を含めた一体構造と考えた場合」と「床版を両端固定梁と考えた場合」の2通りの方法で断面力を算出し、大きい方を採用します。

3.断面照査

Q3−1. 断面照査の内容を教えてください
A3−1. 曲げ応力度、せん断応力度、付着応力度の照査を行います。せん断補強筋を配した照査も可能です。
 
Q3−2. せん断応力度の照査位置を教えてください
A3−2. 下記位置で照査を行います。
横断方向・・・床版短部より床版厚/2の位置
縦断方向・・・支点から全高/2の位置
 
Q3−3. せん断照査は最大せん断応力度での照査でしょうか
A3−3. 基本的に最大せん断応力度での照査となります。平均せん断応力度での照査も可能です。

 >> サポートページ 水路橋の設計計算 Q&A集

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