地盤解析
3次元弾塑性地盤解析(GeoFEAS) 3D Ver.2

有限要素法(FEM)を用いた地盤の3次元応力変形解析プログラム

●製品価格
¥1,050,000(税別)


●製品概要
GeoFEAS3Dは、Geotechnical Finite element Elastoplastic Analysis Software 3Dの略で、静的な条件下での地盤の応力~変形解析を行う3次元弾塑性地盤解析プログラムです。既にご愛用頂いております「GeoFEAS2D」は2次元問題専用(軸対称問題含む)ですが、本製品は、3次元問題専用プログラムとなります。
本製品の解析部は郡馬大学工学部・鵜飼研究室の地盤解析プログラムを利用し、弊社がプリポスト部の開発を行う共同開発体制をとっています。


●プログラムの機能と特長
■モデル作成とメッシュ分割
プリプロセッサでは、モデル作成、メッシュ分割、ステージ設定を行います。

■要素ライブラリー
2次元解析では、地盤を面要素でモデル化していますが、3次元解析ではソリッド(立体)要素を使用します。本製品では、4面体要素、5面体要素、6面体要素を用意しています。2次元解析における面要素は、3次元解析では、板要素とかシェル要素になりますが、本プログラムの初版では、板要素までの対応となります。

■荷重、境界条件
GeoFEASは、全応力解析(地盤の透水現象を考慮しない解析)を行うプログラムですが、水圧を節点荷重として考慮することにより水圧の変化が地盤に及ぼす影響を検討することができます。荷重は、節点集中荷重、等分布荷重、分布荷重、体積荷重(自重、静的地震荷重)を考慮することができます。境界条件としては、単点拘束(水平ローラ、鉛直ローラ、固定、ピン)、多点拘束(MPC、ヒンジ)、強制変位を用意しています。施工ステップを勘案したステージ解析に対応しており、ステージごとに、材料定数の変更、境界条件の変更などの設定が可能です。

■プロセッサ
GeoFEASは、特に、土の構成モデルの充実を図り、最も簡単な弾性モデルから、地盤の弾塑性挙動を表現できる弾塑性モデルまで、13種類の構成モデルを用意し、弾性モデルについては、No-Tension解析ができ、全15種類に対応しています。また、ステージ解析とせん断強度低減法といった解析機能を併用することにより、掘削・盛土、斜面安定、支持力問題など地盤に関係する幅広い問題に変形解析と安定解析を同時に実行することができます。

■ポストプロセッサ
ポストプロセッサでは、モデル図、コンタ図、分布図などを用意しています。

▼サンプル画面
トンネル逐次解析イメージ画面(Pre部)

トンネル掘削問題解析結果(GeoFEAS3DのPost部)

杭基礎問題解析結果(GeoFEAS3DのPost部)

杭基礎問題(メッシュ分割)

トンネル問題(解放力)

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