人生100年時代においては、他業界での実績を生かした転職によるキャリアアップや、同じ業界でも知識やスキルの更新など、生涯を通じて様々な形での学び直しが必要とされており、厚生労働省では、このようなキャリアアップやキャリアチェンジを目指す労働者を対象として、技術革新を反映した最新かつ実践的な知識・技術の習得に資する教育訓練プログラムの委託事業を進めています。
フォーラムエイトの「建設ICTマスター講座」は令和元年~2年度の事業に採択され、土木・建設業界のIT化に対応した人材育成をテーマとして、土木・まちづくりの専門家および、IT人材育成の有識者を交えた検討委員会の協力により、開発されたものです。本プログラムの提供にあたって、フォーラムエイトの各種セミナーにはIT技術を取り入れ、内容を充実・拡張させています。
近年の土木・建設業界では、CIM(Construction Information Modeling)、i-Constructionの推進など「建設ICT」による生産性向上やコストカットが謳われています。このような背景から、本事業における教育訓練プログラムでは、受講対象者を異業種の人材にも広げ、IT化が求められる同業界において活躍できる多様な人材を育成する機会として提供することを目標としています。
概要
対象者
- 他分野から新たに土木建設業界へ参入したい社会人、土木建設業界を目指す学生
- 土木建設業界従事者で、建設ICTの知見・スキルによるレベルアップを目指す技術者
受講料:¥715,000(税抜¥650,000)
実施期間:2022年7月1日(金)~2023年2月24日(金)
修了のための基本履修時間:120時間(うち必修科目 92h 選択科目最低必要時間 28h)
会場:ハイブリッド開催(会場/オンライン)
CPD対応について
- (一社)交通工学研究会
<対象セミナー>
7月14日(木)車両軌跡(3ポイント)、12月2日(金)道路構造・設計(6.5ポイント) - (公社)地盤工学会
<対象セミナー>
9月14日(水)土留め工の設計(5.5ポイント)、10月7日(金)斜面(5.5ポイント) - (公社)土木学会
民間企業のセミナーは、自己学習として(CPD=0.5×講習時間)登録可能です。 - (一社)建設コンサルタンツ協会
本講座では認定を行っておりませんが、セミナーの内容によっては、個人で登録可能なものもあります。その場合は、各セミナーを受講後6か月以内に登録を行う必要があります。