Q32−1. |
配筋図作成の際、「タイトル版」に自分で作成したタイトルを追加する事はできるのか? |
A32−1. |
作図条件の図面属性のタイトル版指定で図形データファイル(*.DHDF、*.DSDF)の読み込みをサポートしていますので、それらのファイルに独自のタイトル版データを追加して頂ければ図面に反映できます。
・*.DHDF・・・表シンボル用図形データファイル(表シンボル生成機能で作成)
・*.DSDF・・・部品用図形データファイル(UC−Drawの部品登録にて作成)
但し、CAD統合製品ではタイトル版を作画し、タイトル版用データファイルに追加する機能はサポートしておりませんので、別途、UC−Drawにて準備して頂く必要があります。 |
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Q32−2. |
杭基礎の埋込長を入力(例えば0.100m)しているのに、図面ではそれ以上で作図されるが? |
A32−2. |
図面作成時において、杭基礎の埋込長は、「入力モード」−「基礎」−「基本」で設定された値は使用せずに、「基準値」−「図面作図条件」−「線属性」−「省略線」の円柱省略タイプの上高の設定を使用して作図しています。
その為、杭基礎埋め込み長は、図面上でのmm単位での入力となりますので、0.100mの場合は、縮尺が1/50の場合で、円柱省略タイプの上高に2.0を指定していただくことで、入力モードで指定していただいた「杭基礎の埋込長」と同じ設定になります。 |
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Q32−3. |
基準値→設計条件→スターラップの間隔で得られる結果は、図面連動時には反映されるのか? |
A32−3. |
「基準値」-「設計条件」のスターラップの間隔は、配筋図には反映されせん。
配筋図の本体組立筋(スターラップ)は、「図面作成モード」−「鉄筋」−「本体組立筋」の入力画面で設定して頂く必要があります。
これは計算時に4種類のピッチに対する必要スターラップ量を算出しているだけで、鉄筋径およびピッチを確定していないためです。そのため、結果を基にしてお客様で設定頂く仕様としております。
なお、主鉄筋及び配力筋を配筋する際に使用しているピッチ情報については、「図面作成モード」−「鉄筋」−「本体主鉄筋」と「図面作成モード」−「鉄筋」−「本体配力筋」を参照してください。 |
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Q32−4. |
ウィング鉄筋をピッチ250で入力した際、配筋図ではピッチが500になっているが、基準ピッチを250にする方法は? |
A32−4. |
本製品では「初期入力」−「主鉄筋の低減」の設定により以下の留意点があります。
@主鉄筋の低減を行う場合(翼壁背面側に途中止め鉄筋を配置する場合)
「初期入力」で、「主鉄筋の低減=する」と指定し、基準ピッチを125mmに設定することで、翼壁の背面側ピッチは全長鉄筋と途中止め主鉄筋の交互配置となり、125mmピッチで配筋されます。
また、前面側は背面の全長鉄筋の同じ位置にのみ配置されますので、250mmピッチで配筋されます。(結果として全長鉄筋のピッチは前面・背面とも250mmとなります。)
A主鉄筋の低減を行わない場合(翼壁背面側に途中止め鉄筋を配置しない場合)
「初期入力」で、「主鉄筋の低減=しない 」と指定し、基準ピッチを250mmに設定することで、翼壁の前・背面側とも全長鉄筋のみの配置となり、250mmピッチで配筋されます。 |
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Q32−5. |
組立筋の間隔はどのように設定するのか? |
A32−5. |
適用基準が土工指針、建設省の場合は、「図面作成モード」−「鉄筋」−「本体組立筋」の入力で、主鉄筋・配力筋の配置間隔と主鉄筋の囲み間隔数を設定し、その値を元に配置します。
また、道路公団の場合は、日本道路公団のボックスカルバート標準設計図集を参考にして自動配置を行っています。 |
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Q32−6. |
ハンチ筋の折り曲げ長さはどの様にして決めているのか? |
A32−6. |
ハンチ筋の曲げ長は、「基準値」−「図面作図条件」−「計算基準」の入力画面の「基準値2」の主鉄筋曲げ長の値を使用しています。 |
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Q32−7. |
生成図面中の図形の削除は可能か? |
A32−7. |
本製品の配筋図生成機能は、既定配置として簡易な方法で作画することを目的としております。
その為、修正機能として保持している機能は、簡易な用紙内配置の移動程度としており、削除はサポートしておりません。生成後、DXF保存していただき、汎用CADで修正いただくか、UC−Drawにて加筆修正いただきますよう御願いいたします。
別の手段としては、本製品では作画図形を削除する機能はサポートしておりませんが 図面間移動機能を利用することで、不要な図形を出力対象とはしない別図面に移動させることは可能です。
移動方法については、Q11.を参照下さい。 |
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Q32−8. |
編集機能により生成図面の図面間の移動方法。 |
A32−8. |
メニューの基準値(K)→図面生成条件(G)で表示される「図面生成条件ウィンドウ」中の”図面生成毎に、レイアウト確認・修正を行う。”にチェックしていただくと、生成中に図形のレイアウトを確認・修正するための「レイアウト確認・修正」ウィンドウが表示されますので、そのウィンドウで生成時の図形位置の指定(図面内や図面間の図形移動)が行えます。
また、そのレイアウト情報を作成し、保存していただくことで、次回図面生成時には自動で最適なレイアウト情報を摘出しレイアウト調整を行います。本機能の詳細につきましては、ヘルプの「レイアウト確認・修正」をご参照下さい。 |
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Q32−9. |
縦方向に複数ブロックを設定した場合、翼壁配筋図がうまく作成されないが? |
A32−9. |
本体が複数ブロック(3以上)の構成で、翼壁の配筋図図面を作成する場合、「図面作成モード」−「基本条件」の入力画面の「配筋図作図対象ブロック」の設定により翼壁を作図するか否かの条件が決定されます。
左口の翼壁を作図する条件は、「配筋図作図対象ブロック」が1ブロック目を作図する場合で、右口翼壁を作図する場合は、最終ブロックの場合に作図する条件となっています。
その為、本体のブロック数が複数ブロックの際に、始終端ブロック以外を「配筋図作図対象ブロック」としている場合には、ウイングのないブロックのため翼壁配筋図は作画されません。
上記条件がありますので、翼壁の図面を作成する場合には、「図面作成モード」−「基本条件」の入力画面の「配筋図作図対象ブロック」を1ブロック目と最終ブロック目のデータファイルを作成し、図面生成を行っていただく必要があります。 |
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Q32−10. |
斜角付きBOX時の配筋組立図に、片側の側壁鉄筋がない理由。 |
A32−10. |
本体に斜角があるとした場合、左端部または右端部に主鉄筋を配置しますが、その斜角部分の鈍角位置には標準部鉄筋と左右端部の側壁鉄筋が重なる為、左右端部の主鉄筋の側壁鉄筋は設けないように鉄筋情報を作成しています。
上記の方法で作成された斜角部分の主鉄筋に、鈍角部分の側面鉄筋を追加したい場合は、お手数ではありますが、以下の手順で鉄筋情報の修正・変更を行ってください。
- 1.「基準値」->「図面生成条件」で図面生成条件画面を開く。
- 2.「図面生成時に、鉄筋情報の確認・修正を行う」のチェックボックスにチェックをつける。
- 3.「図面作成」ボタンを押して図面作成モードにする。
- 4.「鉄筋情報」->「カルバート本体」->「鉄筋情報」で本体に配筋された鉄筋情報画面を表示する。
- 5.「鉄筋グループ名称一覧」から目的の鉄筋グループ名称(例えば、左端部主鉄筋)を選択する。
- 6.「鉄筋一覧」から目的の鉄筋名称(例えば、左端部主鉄筋 A)を選択し、「編集」ボタンを押す。
- 7.表示される入力画面で鉄筋情報(鉄筋径・寸法)の修正(側面鉄筋の追加)を行う。
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Q32−11. |
頂版・底版の外面主鉄筋の鉄筋長を500mm止めにした配筋図作成方法。 |
A32−11. |
建設省標準設計においては、頂版上面、底版下面の鉄筋長は50cmラウンドとなっています。
これに従って、配筋図生成を行うには「基準値」−「図面生成条件」−「カルバート本体」の入力画面の「図面生成条件2・縮尺」−「定尺鉄筋」の項目を「使用する」を設定して頂き、図面生成を行うことになります。
なお、「鉄筋生成ボタン」の表示有無により図面生成手順が以下のように異なります。
1.「鉄筋生成ボタン」が表示されていない場合
「図面生成」ボタンを押す。(鉄筋情報を行った後、図面生成を行います。)
2.「鉄筋生成ボタン」が表示されているいる場合
「鉄筋生成」ボタンを押す。(鉄筋情報を生成し直します。)
「図面生成」ボタンを押す。(図面生成を行います。)
※どちらの手順で鉄筋生成を行った場合でも、鉄筋情報を破棄して、鉄筋情報を作成しますので、鉄筋の詳細情報を変更している場合には、鉄筋生成後に再度鉄筋の詳細情報修正する必要が生じます。 |
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Q32−12. |
鉄筋を圧接継ぎ手で配筋作画する方法。 |
A32−12. |
鉄筋を圧接にして図面生成を行う場合には、主鉄筋と配力筋でその方法が異なります。
1.主鉄筋の場合
鉄筋の詳細情報を修正して頂くことで、圧接鉄筋に変更することができます。
1)「基準値」->「図面生成条件」で図面生成条件画面を開く。
2)「図面生成時に、鉄筋情報の確認・修正を行う」のチェックボックスにチェックをつける。
3)「図面作成」ボタンを押して図面作成モードにする。
4)「鉄筋情報」->「カルバート本体」->「鉄筋情報」のボタンを押下し、カルバート本体に配筋された鉄筋情報画面を表示する。
5)「鉄筋グループ名称一覧」から目的の鉄筋グループ名称を選択する。
6)「鉄筋一覧」から目的の鉄筋名称を選択し、「編集」ボタンを押す。
7)表示される入力画面で鉄筋情報の修正を行う。
※各入力画面の「ガイド図」とヘルプボタンの押下により表示される「ヘルプ」を参考にして圧接となるような寸法を入力してください。
2.配力筋の場合
「基準値」->「図面作図条件」->「計算基準」->「基準値1」の各鉄筋径における「継ぎ手長」を「0.0」にした後、図面生成を行ってください。 |
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Q32−13. |
図面の縮尺の変更方法。 |
A32−13. |
図面生成時の各図形の縮尺は、「基準値」→「図面生成条件」の「本体」・「翼壁」・「踏掛版」の各構造物別用に設けた生成条件入力画面で設定することができます。
縮尺を変更して配筋図図面を作成する場合には、この設定を変更して再度図面生成を行ってください。
また、図面サイズの変更は、「基準値」→「図面作図条件」→「図面属性」にて行うことが可能です。 |
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Q32−14. |
作図条件で作成したデータを他の配筋図製品で利用する方法。 |
A32−14. |
1.「BOXカルバートの設計」をインストールしたフォルダにあるファイル(UC_SAKUZU.SZJ)を他の配筋図インストールしたフォルダにコピーする。
2.他の配筋図の「オプション」−「作図条件」の入力画面の「作図条件データ選択」で、BOXカルバートの設計で使用したデータを選択する。
但し上記の方法では、コピー先及び、コピー元の製品バージョンによっては、利用できない場合があります。
また、コピー先の作図条件データは消去されますのでご注意ください。 |
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Q32−15. |
カルバート本体配力筋と翼壁主鉄筋は整合性をとって配筋出来るか? |
A32−15. |
カルバート本体と翼壁は、それぞれ独立したものとして鉄筋情報を作成します。
その為、本体の配力筋と翼壁の主鉄筋を同じ位置にする処理は行っていません。
鉄筋情報を作成後、作成された鉄筋の詳細情報を修正することで配置位置の調整を行うことが出来ますので、以下の手順で翼壁の主鉄筋配筋情報を修正して目的とする図面を作成してください。
- 1.「基準値」->「図面生成条件」で図面生成条件画面を開く。
- 2.「図面生成時に、鉄筋情報の確認・修正を行う」のチェックボックスにチェックをつける。
- 3.「図面作成」ボタンを押して図面作成モードにする。
- 4.「鉄筋情報」->「左(右)口翼壁」->「鉄筋情報」のボタンを押下し、翼壁に配筋された鉄筋情報画面を表示する。
- 5.「鉄筋グループ名称一覧」から目的の鉄筋グループ名称を選択する。
- 6.「鉄筋一覧」から目的の鉄筋名称を選択し、「編集」ボタンを押す。
- 7.表示される入力画面で鉄筋情報(配筋情報等)の修正を行う。
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Q32−16. |
翼壁の被せ筋(巾止め筋)の使用の有無の設定方法。 |
A32−16. |
翼壁の天端及び先端に巾止め筋を使用するか否かの設定は、「図面作成モード」−「鉄筋」−「左(右)口翼壁配筋方法」の入力画面の「巾止め筋を使用する」という項目で行います。
この設定でチェックボックスにチェックをつけると巾止め筋を配置し、チェックを付けない場合には、配置しないように設定ができますので、この設定を使用して巾止め筋の使用有無を決定してください。
なお、巾止め筋を使用しない場合は主鉄筋および配力筋の先端を折り曲げて配置します。 |
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Q32−17. |
入力制限となる内空高、幅1m以下の形状の設計は出来ないか? |
A32−17. |
初期形状入力時のメイン画面の入力値の範囲は、自動設定ボタンで自動生成する際の設計時入力範囲としております。
その為、内部データを基に自動で形状を設計する際には、形状データの問題から入力範囲を制限しております。
お手数ですが、入力制限外の場合には以下の手順で御入力ください。
- 1.初期画面上で必要な適用基準などを設定
- 2.形状などについては(範囲内の値としておき)デフォルトなどのままの範囲で「詳細設定」ボタンを押す
- 3.形状→本体形状にてお考えの形状を入力
以上によりご指摘の内空高の範囲を0.2m〜とすることが可能です。 |
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Q32−18. |
スターラップの加工図を45度フックとしたい。 |
A32−18. |
スターラップの形状は、直角フックで90度が初期値となっており、選択しての変更は現時点ではサポートしておりません。
そこで、以下の手順でスターラップの形状を変更後に図面生成を行ってください。
- 1.「基準値」->「図面生成条件」で図面生成条件画面を開く。
- 2.「図面生成時に、鉄筋情報の確認・修正を行う」のチェックボックスにチェックをつける。
- 3.「図面作成」ボタンを押して図面作成モードにする。
- 4.「鉄筋情報」->「カルバート本体」->「鉄筋情報」のボタンを押下し、カルバート本体に配筋された鉄筋情報画面を表示する。
- 5.「鉄筋グループ名称一覧」から目的の鉄筋グループ名称を選択する(標準部組立筋)。
- 6.「鉄筋一覧」から目的の鉄筋名称を選択し、「編集」ボタンを押す。
- 7.表示される入力画面で鉄筋形状の変更を行う。
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Q32−19. |
「図面作成」→「鉄筋情報」(各鉄筋の鉄筋情報)は、どのタイミングで初期化されるか。 |
A32−19. |
計算結果と図面データに矛盾が生じないように、「入力」情報を変更し「計算確認」をした段階で初期化しています。
また、以下の場合には各鉄筋の鉄筋情報を破棄し再度生成し直します。
- 1.「図面作成」→「鉄筋生成」ボタンを押した場合。
- 2.「鉄筋生成」ボタンが見えていない状態で「図面生成」ボタンを押した場合。
従いまして、「図面作成」は、計算側の「計算確認」がある程度収束した段階で操作し、上記の「各鉄筋の鉄筋情報の初期化」のタイミングに注意して目的の図面を作成して頂くことをお奨めいたします。 |
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Q32−20. |
「主鉄筋の低減」と「配筋ピッチ」の関係について。 |
A32−20. |
本製品では設計計算部で主鉄筋の低減の有無を設定することが可能です。
「入力モード」−「初期入力」の入力画面の、「主鉄筋の低減」の設定と「自動配筋基本条件」−「基準ピッチ」の設定で以下のように配筋ピッチが異なります。
1.「主鉄筋の低減」を「する」に設定した場合
<カルバート本体>
低減された鉄筋が配置され、指定された基準ピッチで主鉄筋が配置されます。
<翼壁>
翼壁の背面側には、指定された基準ピッチで、全長鉄筋と途中止め鉄筋を交互に配置し、前面側には指定された
基準ピッチの倍ピッチで配筋します。
2.「主鉄筋の低減」を「しない」に設定した場合
<カルバート本体>
低減された鉄筋は配置せずに、指定された基準ピッチで主鉄筋が配置されます。
<翼壁>
前面側・背面側とも指定された基準ピッチで配筋します。 |
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Q32−21. |
主鉄筋ピッチを500mmから変えられない。250mmとしたいが、どうすればよいか。 |
A32−21. |
図面作成における翼壁主鉄筋の配筋ピッチは、「入力モード」−「配筋」−「左(右)口翼壁の入力画面の「配筋」−「ピッチ」で設定されたもの使用します。従いまして「図面作成モードでは確認しか行えませんので、「入力モード」のピッチを変更して、図面生成を行ってください。なお、この配筋ピッチの初期値は、「初期入力」−「自動配筋基本条件」の「基準ピッチ」で指定した値となります。 |
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Q32−22. |
条件入力が済んでいるにもかかわらず[図面作成]ボタンが反転していて実行できない。 |
A32−22. |
「図面作成モード」に移行するには、「入力モード」の各入力値を確定し、「計算確認モード」で計算処理を終了する必要があります。
これは、「入力モード」の入力値と計算結果で得られた結果を配筋図図面に反映しているからです。
計算処理が終了し、「図面作成モード」に移行しましたら、基本条件・形状・かぶり・鉄筋の各入力を決定すると「図面生成」ボタンが押下できるようになります。
なお、「入力モード」の各入力値によっては、「図面作成モード」に移行できない場合がございます。これは、「入力モード」−「配筋」−「配筋情報の整合」の画面で確認することができます。この入力画面の「エラーの内容」に「図面作成モード」に移行できない理由が表示されますので、「ヘルプ」を参考にして原因を調べてくださいますようお願い申し上げます。
また、Ver.1.02.01から「初期入力」に縦方向の計算(する/しない)の指定を追加しました。縦方向の計算をしないと指定されたとき、縦方向ブロック長など縦方向データの入力が不要となり、図面作成に必要なデータが不足することになりますので図面作成には移行できません。 |
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Q32−23. |
相互配筋の設定が図面に反映されていない。 |
A32−23. |
「相互配筋」を図面に反映させるは、「入力モード」−「初期入力」−「主鉄筋の低減」を「する」に設定する必要がございます。
この設定の後に、「入力モード」−「配筋」の各入力画面で、低減された鉄筋(B鉄筋)の鉄筋径を入力し、計算を行い「図面生成」を行うことで、「相互配筋」が図面に反映されることになります。
なお、「入力」−「配筋」で「自動配筋」を行った場合には、低減された鉄筋(B鉄筋)の鉄筋径が低減されない鉄筋(A・C鉄筋)の鉄筋径と同じになり、「相互配筋」とならない場合もございます。 |
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Q32−24. |
ウイングのハンチ筋の鉄筋径は右口左口の左右(計4箇所)で変えることはできるか。 |
A32−24. |
翼壁ハンチ筋の鉄筋径は「図面作成モード」−「鉄筋」−「左(右)口翼壁鉄筋径・記号」の入力画面のハンチ筋径で設定しますが、その画面では左口と右口で別々の鉄筋径を設定することはできても、左口の左翼壁と右翼壁および右口の左翼壁と右翼壁で別々の鉄筋径を設定することはできません。
左翼壁と右翼壁のハンチ筋径に異なる値を設定する場合は、お手数ではありますが、以下の手順で鉄筋情報を変更してくださいますようお願い申し上げます。
1) |
「基準値」->「図面生成条件」で図面生成条件画面を開く。 |
2) |
「図面生成時に、鉄筋情報の確認・修正を行う」のチェックボックスにチェックをつける。 |
3) |
「図面作成」ボタンを押して図面作成モードにする。 |
4) |
「鉄筋情報」->「左(右)口翼壁」で翼壁に配筋された鉄筋情報画面を表示する。 |
5) |
「鉄筋グループ名称一覧」から目的の鉄筋グループ名称(例えば、ハンチ筋)を選択する。 |
6) |
「鉄筋一覧」から目的の鉄筋名称(例えば、左翼壁ハンチ筋)を選択し、「編集」ボタンを押す。 |
7) |
表示される入力画面で鉄筋情報(鉄筋径)の修正を行う。 |
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Q32−25. |
ウイングおよび本体の図面が作成されない。 |
A32−25. |
カルバート本体が複数ブロックの場合、「図面作成モード」−「基本条件」の入力画面の「配筋図の作図対象ブロック」の設定により、作図される本体及び翼壁の状態が変わってきます。
<本体>
「図面作成モード」−「基本条件」の入力画面の「配筋図の作図対象ブロック」で指定したブロックのみ作図されます。
<翼壁>
左口翼壁 : 「図面作成モード」−「基本条件」の入力画面の「配筋図の作図対象ブロック」が「1ブロック目」の場合に作図されます。
右口翼壁 : 「図面作成モード」−「基本条件」の入力画面の「配筋図の作図対象ブロック」が「最終ブロック」の場合に作図されます。
カルバート本体が複数ブロックの場合、「図面作成モード」−「基本条件」の入力画面の「配筋図の作図対象ブロック」の設定を変更し、それぞれのブロックで図面生成を行ってください。なお、同じデータファイルで設定を変更して図面生成を行うと、最後のブロックの図面しか残りませんので、ブロック毎に生成した図面を別ファイル名で保存して対応してくださいますようお願い申し上げます。 |
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Q32−26. |
定尺鉄筋を使用した配筋図を作成するにはどうしたらよいか。 |
A32−26. |
定尺鉄筋を使用した配筋図を作図するには、「基準値」−「図面生成条件」−「カルバート本体」の入力画面の「定尺鉄筋」を「使用する」と設定し、図面生成を行ってくださいますようお願い申し上げます。
※「定尺鉄筋」を使用する場合には、「変化筋なし」と「変化筋あり」が選択できます。2つの違いにつきましては、「基準値」−「図面生成条件」−「カルバート本体」の入力画面の「ヘルプ」ボタンを押下すると表示される「ヘルプ」を参照して頂きますようお願い申し上げます。 |
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Q32−27. |
各入力画面で変更した内容が図面に反映されない。 |
A32−27. |
各入力画面の情報を変更した場合、「図面生成」ボタンを押下することにより変更内容に応じた鉄筋情報を生成し図面生成を行いますが、左側のツールバーに「鉄筋生成」ボタンが表示されている場合は、鉄筋情報の生成を実行せずに、すでに生成されている鉄筋情報で図面生成を行いますので、変更内容が図面に反映されません。その為、「鉄筋生成」ボタンが表示されている状態で各入力画面の情報を変更された場合は、「鉄筋生成」ボタンを押して変更内容に応じた鉄筋情報を生成し直した後に「図面生成」を行って頂きますようお願い申し上げます。 |
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Q32−28. |
DXF出力で、鉄筋点を円に変換して出力する際に半径の指定はできないのか。 |
A32−28. |
DXF出力において、点の出力を「円に変換して出力」する場合には、DXF出力の設定画面では半径の指定は行えませんが、図面生成前に「基準値」−「図面作図条件」−「線属性」−「外形線・鉄筋線」の「鉄筋点」で点の半径を設定し、図面生成後、「円に変換して出力」でDXF出力を行うことで、指定した半径の円で出力することが可能です。 |
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Q32−29. |
[図面作成]モード−[基本条件]において「止水壁一体型」が選択できないが、なぜか。 |
A32−29. |
「止水壁一体型」は、入力モードで設定した翼壁形状により選択できない場合があります。
選択できる形状としては以下のようになります。
条件1:左右の翼壁が存在する。
条件2:左右の翼壁の部材厚が等しい。
条件3:翼壁に胸壁が存在する。
条件4:左右の翼壁と胸壁部が一直線である。
上記の4つの条件を満たしているかご確認ください。 |
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Q32−30. |
スターラップの配筋情報を変えるにはどうしたらよいか。 |
A32−30. |
本体スターラップの配置は、「図面作成モード」−「鉄筋」−「本体スターラップ」の入力画面で設定した情報を元に鉄筋情報を生成していますが、生成されたスターラップの配筋情報がお客様のお考えとは異なる場合は、以下の手順で鉄筋の詳細情報を変更し図面を作成して頂きますようお願い申し上げます。
1)「基準値」->「図面生成条件」で図面生成条件画面を開く。
2)「図面生成時に、鉄筋情報の確認・修正を行う」のチェックボックスにチェックをつける。
3)「図面作成」ボタンを押して図面作成モードにする。
4)「鉄筋情報」->「カルバート本体」->「鉄筋情報」のボタンを押下し、カルバート本体に配筋された鉄筋情報画面を表示する。
5)「鉄筋グループ名称一覧」から目的の鉄筋グループ名称を選択する(標準部組立筋)。
6)「鉄筋一覧」から目的の鉄筋名称(標準部組立筋[頂版])を選択し、「編集」ボタンを押す。
7)表示される入力画面で鉄筋情報・配筋情報の変更を行う。
8)「図面生成」を行う。
※各画面の入力操作につきましては、ガイド図及びヘルプボタンを押下すると表示されるヘルプの内容を参考にして入力を行ってください。 |
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Q32−31. |
鉄筋番号の円が楕円になっているのはなぜか。 |
A32−31. |
丸文字のサイズは、文字の高さと幅の指定が2:1の場合に○となりますが、他の比率の場合は、小判型などになります。
従いまして、「基準値」−「図面作図条件」−「線属性」−「引出線」−「X文字属性」の「文字高さ」と「文字幅」を2:1の比率で設定してください。 |
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Q32−32. |
「スターラップの配筋情報」はどこで確認することができるか。 |
A32−32. |
本体スターラップ鉄筋の詳細情報入力画面にございます。
「図面作成モード」−「鉄筋」−「本体スターラップ」の入力画面で指定された各設定値と主鉄筋・配力筋の本数から算出された配筋情報は、この本体スターラップ鉄筋の詳細情報入力画面で確認することができます。
以下にその画面の開き方を記述します。
(1)「基準値」->「図面生成条件」で図面生成条件画面を開く。
(2)「図面生成時に、鉄筋情報の確認・修正を行う」のチェックボックスにチェックをつける。
(3)「図面作成」ボタンを押して図面作成モードにする。
(4)「鉄筋情報」->「カルバート本体」->「鉄筋情報」のボタンを押下し、カルバート本体に配筋された鉄筋情報画面を表示する。
(5)「鉄筋グループ名称一覧」から目的の鉄筋グループ名称を選択する(標準部組立筋)。
(6)「鉄筋一覧」から目的の鉄筋名称(標準部組立筋[頂版])を選択し、「編集」ボタンを押す。
※各画面の入力操作につきましては、ガイド図及びヘルプボタンを押下すると表示されるヘルプの内容を参考にして入力を行ってください。 |