セミナー・フェア開催レポート

最先端XRソリューション開発を紹介
第5回XR・メタバース総合展 夏

●日時:2025年7月2日~4日 ●会場:東京ビッグサイト

未来技術が集結!次世代モビリティやVR体験が来場者を魅了した展示会
製造・建設・不動産・医療・エンタメなど幅広い業界で活用できるXR製品・サービスが一堂に出展する「第5回XR・メタバース総合展 夏」に出展し、延べ1500名近くの方々にブースへお立ち寄りいただきました。未来の社会インフラを支える次世代モビリティシミュレータ、メタバースプラットフォーム「メタバニアF8VPS」、宇宙VR体験など最新XRソリューションを展示し、多くの来場者で熱気に包まれた3日間となりました。

宇宙空間VR体験に注目集まる
会場では、5月に大阪・関西万博のロボットエクスペリエンスにて約1ヶ月展示した「360°宇宙遊泳」「宇宙建設シミュレーション」「月面走行シミュレーション」など没入型VR体験を通じて、UC-win/Roadが実現するリアルで自由度の高い宇宙空間再現の可能性に多くの注目が集まりました。

お弁当工場をVR+ハプティック(触覚)デバイスで初出展!
昨年の「3D・VRシミュレーションコンテスト オンクラウド」でアイデア賞を受賞した、株式会社イシダ様の実事例「トレー包装ライン提案におけるメタバース・VRの活用」を基に、お弁当ライン工場VR×ハプティックグローブ体験を初出展しました。唐揚げの温度やモノを触る/押す/掴む感覚を体感でき、現実空間からVR空間を制御する技術として、遠隔操作や教育訓練への応用も期待されます。

プレゼンテーションで最新事例や活用方法を紹介!
ブース内プレゼンテーションは毎回立ち見が出るほど大盛況で、多様なXRソリューションや、「メタバニアF8VPS」を活用したインフラメンテナンス教育の事例を取り上げ、最新技術の具体的な活用方法をご紹介しました。昨年発刊した「1日で学べる」シリーズの 『1日で学べるXRとメタバース』会場販売では、多くの来場者に手に取っていただき、その場で購入いただくなど、関心の高さがうかがえました。

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豊富なデータ連携と開発環境で多様なシミュレーションを実現
第37回 設計・製造ソリューション展

●日時:2025年7月19日~11日 ●会場:幕張メッセ

ものづくりを支える多様なシミュレーションとデータ連携の最新技術を紹介!
CAD、CAE、ERP、生産管理システムなどの製造業向けITソリューションが一堂に出展する専門展「第37回 設計・製造ソリューション展」に出展し、3日間で1,000名近くの方々にブースへお越しいただきました。生成AIや産業用ロボット活用などの展示が目立つ中で、弊社は国産VRCGソフトやメタバースなど自社開発のパッケージソフトウェアを中心に、これらと様々なデバイスを連携させたシステムを紹介。ロボットオペレーション評価における活用提案として、ハプティックグローブや溶接訓練シミュレータなどを展示いたしました。

お弁当工場VR×ハプティクデバイス溶接訓練シミュレータ体験
お弁当ライン工場VRとハプティックグローブを連携し唐揚げの熱さやモノを運ぶ感覚を体感できるシステムや溶接技師の動きを体験できるシミュレータでは、VR空間を現実空間から制御できる技術として、遠隔操作や教育訓練への活用可能性を実感いただきました。

VR内の唐揚げの温度を体感(左)、溶接訓練体験の様子(右)

「模型×VR」で広がるイメージ
模型にタブレットをかざすと、AR上でモデルの色を自在に変えたり、中の構造を透過表示させたりできる「模型×VR」を展示いたしました。設計段階から完成形をわかりやすくイメージできるだけでなく、現場での設置や運用を検討するツールとして活用できます。

AR上でリアルタイムにモデルをチェンジ

WebCADで図面管理と作図をもっと効率的に!
設備設計WebCADシステムの展示では、紙図面や他のCADで作成した図面をWebで一括管理し、自動で作図できる仕組みをご紹介。設計業務の省力化や効率化を支援するツールとして、多くの方に関心を持っていただきました。実務現場で役立つ技術を体感いただきました。

設備設計WebCADシステム

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自動運転・MaaS開発環境の提供
人とくるまのテクノロジー展 2025 名古屋

●日時:2025年7月16日~18日 ●会場:Aichi Sky Expo

モビリティの未来を示す 人とくるまのテクノロジー展
昨年に続き、今年もAichi Sky Expoにて人とくるまのテクノロジー展が開催されました。来場者も前年より多く会場へお越しになっておりより大きく増加しています。今年は展示会そのもののテーマとして【新技術との融合で、モビリティの未来へ】を掲げており、それに合わせてかスタートアップ企業や各自治体がブースを確保して地元企業に出展するスペースを設けていたりと主催者側の工夫が集まっており会場が全体的に盛り上がりました。

月面からラリーまで、多彩なシミュレータ体験
フォーラムエイトとしては今回万博でも展示していた月面走行シミュレータや宇宙建設シミュレータ、昨年のフォーラムエイトラリージャパンでも展示していたカッレ・ロバンペラ選手のラリー走行の体感できる公道最速シミュレータを展示し、たくさんのお客様にご体験いただくことができました。お客様からは各種シミュレータをご対応いただいたうえで自社で開発されたシートでのシミュレーションシステムの検討などもあり、なんでも適用できることをご説明しご検討いただきました。

UC-win/RoadでPBRを初公開
今回は、UC-win/Roadの次回バージョンアップで予定しているPBR対応も一部公開しており、そちらでのデータもご体験いただきました。PBR体験ではUC-win/Roadでの表示機能に物理演算が採用され、光の当たり具合やモデルの材質によって光沢が変化し非常にきれいに見えるためかなりこちらも好評でした。

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下水道に関する幅広い分野の最新技術・機器、サービス等の展示・紹介
下水道展 '25 大阪

●日時:2025年7月29日~8月1日 ●会場:インテックス大阪

国内最大規模の下水道専門展示会に出展
下水道展は、全国の地方公共団体など下水道事業の管理者を対象に、下水道関連企業が日頃の技術開発の成果をもとに、最新の技術・機器・サービスを幅広く展示・紹介する、国内最大規模の下水道分野専門展示会です。

VRで地下空間や浸水被害を再現
フォーラムエイトでは、UC-win/Roadを活用した地下データの3D VRや共同溝シミュレーション、国土交通省の「浸水ナビ」データを取り込んだ浸水・氾濫シミュレーション、さらに3次元都市モデル(PLATEAU)の取り込みによる都市モデルの構築などを展示しました。また、構造計算分野では、下水道に限らず水工全般に対応した設計ソフト、FEM構造解析・地盤解析ソフト、解析支援サービスなども紹介し、多くの来場者にご覧いただきました。

自治体関係者を中心に高い関心
来場者の中には自治体関係者も多く、これまでの多彩な活用事例をご案内・ご提案する機会にも恵まれました。また、設計ソフトを中心に順次対応を進めている「F8-AI™ UCサポート」やクラウド製品への関心も非常に高く、多くの反響をいただいています。今後も、メタバースへの展開を含め、VRやWeb3.0・4.0などの最新技術を活用したソリューションを通じて、皆様のニーズにお応えしてまいります。

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DXを強力に推進する開発環境と技術サービス
フクイ建設技術フェア2025

●日時:日時:2025年9月3日~4日 ●会場:福井県産業会館

フクイ建設フェア、福井県副知事もブース視察
今年のフクイ建設フェアには多くの来場者がありました。オープニングセレモニーには福井県副知事の鷲頭様も参列され、弊社ブースにも短時間ながらお立ち寄りいただき、万博展示や宇宙建設シミュレーションについて説明しました。

特設ステージで最新ソリューションを紹介
1号館特設ステージが企業紹介用に開放され、弊社執行役員松田によるプレゼンテーションでは、会社概要のほか、AIサポート機能、FEM解析、UC-win/Road、メタバニアF8VPSなどの最新ソリューションを紹介しました。

AIサポート機能が「便利」「業務に役立つ」と大好評!
ブースでは、AIサポート機能を中心に、地震シミュレーションや宇宙建設体験、ハプティックデバイス、UC-win/Roadデモ、F8-AI MANGAなど多彩なデモが行われました。AIサポート機能には、「非常にありがたい」「便利」「業務に有効」といった声が多数寄せられ、「F8-AI 橋梁損傷度判定」では「前回検査からの進行度合いまで判定してくれるのか」と、AI活用への関心を示す来場者も多く見受けられました。また、ハプティックデバイス体験はほとんどの来場者が初体験で、体全体を使った操作感覚に「面白い!」「リアル!」といった感嘆の声があがり、体験型展示ならではの盛り上がりを見せました。

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ジュニア関連
バーチャルな3次元空間で自分のテーマパークを作ろう!
学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ 2025

●日時:2025年7月20日~13日 ●会場:東北大学川内北キャンパス講義棟

小学生が挑戦、自分だけのテーマパーク
フォーラムエイトは、東北大学で開催される「学都仙台・宮城サイエンスデイ」に参加しました。大学や研究施設、各種団体や民間企業など約200団体が出展し、毎年キャンセル待ちが出るほど盛況で、本年も1万人を超える来場がありました。道路設計やまちづくり、研究開発、シミュレーションなどに活用される3次元リアルタイムVRソフトUC-win/Roadを使い、小学生の皆さんに「バーチャルな3次元空間で自分のテーマパークを作ろう!」をテーマに、90分間の体験講座に取り組んでいただきました。

想像力炸裂、個性あふれる3D空間
参加者はPC上のバーチャル空間で道路を作成し、ランドマークとなるビルやお城などの建物、動物・植物・人などを自由にサイズ変更しながら3Dモデルとして配置。大人では到底思いつかないような豊かな発想力で、それぞれ個性あふれる作品をつくり上げました。完成した3D空間はゲームハンドルやコントローラ、キーボードを使い、自動車やバイクに乗り込んだ視点で没入体験が可能です。

保護者も感動!未来のまちづくり
保護者の方からは、「初めてでも直感的に操作できて、町を作ったり道路を作ったりでき、とても楽しい時間を過ごせました」「子どもが夢中になる要素がたくさんあり、よい刺激になったと思います」といった声をいただき、フォーラムエイトにご興味を持ってくださった方も多く、今後につながる貴重な機会となりました。子どもたちの自由な発想にかかれば、想像上の奇想天外なまちづくりが可能です。

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バーチャル空間に町や道を作って運転しよう!
キッズエンジニア2025【特別協賛】

●日時:日時:2025年8月1日~2日 ●会場:Aichi Sky Expo

大盛況!VRまちづくり体験
今年は例年開催されているポートメッセではなくAichi Sky Expoでの開催となりました。予約状況もほぼ満席で、キャンセル待ち対応も含め満杯となりました。別イベントの来場者も見受けられ、会場全体は終日にぎやかで、大盛況の一日となりました。

自分だけのオリジナルのまちづくりが好評
UC-win/Road体験においてはかなり評判がよく、交差点で信号機を設定したり重機モデルをダウンロードして動作させたりと、セミナー内容以上の体験を個別の自由時間にそれぞれのお子様にご体験いただくことができ、かなり好評でした。

身体全体で楽しむAir Driving
待機時間の合間にも Air Driving 体験や通常の運転シミュレーションも人気で、行列ができるほど盛況でした。Air Driving では身体全体を使って運転するため、子どもたちは没入感たっぷりに楽しむことができ、大好評でした。

長期休みはぜひジュニア体験を!
毎年春休み、夏休み、冬休みの長期休暇に、フォーラムエイトではジュニア・ソフトウェア・セミナーを開催しています。興味のある方は、ぜひこの機会にご参加ください。

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ブロックUIプログラミングツールで学ぶ
第18回 ジュニア・プログラミング・セミナー

●日時:2025年8月22日 ●会場:東京本社全国9ヶ所のセミナールームおよびオンライン

初めてのPCでも大丈夫!子どもたちの発想が形になるプログラミング体験
Shade3Dでブロックを組み合わせて3Dモデルを作るビジュアルプログラミングに挑戦しました。ひまわりやガラス玉を作ったり、自分の好きなキャラクターを形にしたりと、子どもたちの自由な発想が次々と形になりました。中には「PCを使うのが初めて」という子もいましたが、色とりどりのブロックを並べるだけでプログラムを作れるので安心。仕組みが少しずつ見えてくるうちに、「参照」「繰り返し」といったプログラミングの考え方もしっかり理解できていました。最後には一人ひとりが自分の作品を完成させ、大きな達成感を味わうことができました。また、作品を保護者やスタッフに見せることで、表現力やコミュニケーション力を育む良い機会にもなりました。

プログラミングのきっかけに
小・中学生が楽しくプログラミングに触れられるきっかけとして、ぜひ活用してみてはいかがでしょう!フォーラムエイトは、今後もこうした体験を通して、子どもたちの創造力や問題解決力を伸ばす取り組みを続けてまいります。

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バーチャルリアリティソフトUC-win/Roadを使用したジュニア向けセミナー
第34回(夏休み) ジュニア・ソフトウェア・セミナー

●日時:2025年8月1日~2日
●会場:フォーラムエイト東京本社・全国9ヶ所のセミナールーム(札幌/岩手/仙台/金沢/名古屋/大阪/福岡/宮崎/沖縄)
●後援:Kissポート財団(公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団)

毎年春・夏・冬休みに開催している小中学生対象の「ジュニア・ソフトウェア・セミナー」は、ソフトウェアに関心を持つ子どもたちに、自由研究や学習課題のテーマとしてバーチャルリアリティ(VR)を体験いただける機会として、ワークショップ形式で実施しています。
今回のテーマは「じぶんのテーマパークをつくろう!」。駅前の広場に思い思いのお店やオブジェを配置したり、自分の好きなように道路を引いたりと、個性的でユニークな作品が数多く生まれました。経験者も未経験者もそれぞれ目標を持ち、VR空間づくりに熱心に取り組み、休憩を忘れて没頭する姿も見られました。
参加者はそれぞれ自分でテーマを決め、3次元空間の中にオリジナルのテーマパークを作成しました。完成したモデルは、インターネット上のVRクラウドサービス「VR-Cloud®」に公開され、セミナー後も閲覧・操作・コメント投稿ができるほか、友達と同時に鑑賞するなど、共有して楽しむことも可能です。
最終日の作品発表では、自分の作品を自信を持って紹介し、工夫したポイントやお気に入りの場面を積極的に伝える子どもたちの姿がとても印象的でした。創造力と集中力を存分に発揮し、子どもたちの生き生きとした表情にあふれるセミナーとなりました。
11月のデザインフェスティバルでは今年の冬休み、春休み、夏休みに開催されたセミナー参加者の作品を対象にコンテスト表彰式を実施いたします。
今後もさらに工夫を重ね、子どもたちがのびのびと創造力を広げられる場として開催を続けてまいります。

(Up&Coming '25 秋の号掲載)
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