「人とくるまのテクノロジー展2024 横浜」は本年より会場が拡張され、多くの来場者で賑わいました。

フォーラムエイト出展ブースでは、シミュレータの展示やソリューションの提案、プレゼンテーションなどを実施。「V2X（自動車やインフラ等との通信の活用）」や「デジタルツイン」といったキーワードは、多くの方々に興味をお持ちいただきました。

F8VPSによるメタバースや3DVRソフトのUC-win/Roadを利用し、位置情報を活用したモニタリングの例や、3DCGソフトShade3Dによるモデリングなど、さまざまな事例をご紹介。センシングデバイスと連携させたシミュレータシステムについても、みなさまにご体験いただいています。

ラリー コドライバーとして活躍する槻島ももさんがフォーラムエイトブースを盛り上げてくださいました！

本展示会は、建設業界・測量業界の最先端技術が一堂に集結する国内最大級の専門展示会であり、今年は出展社数、来場者数ともに過去最大規模の開催でした。i-Construction推進、DXやGXの取り組みについてご関心の方が多くいらっしゃいました。

フォーラムエイト出展ブースでは、デジタルツインを用いた交通・人流シミュレーション、街づくり、都市計画、防災減災、操縦操作訓練システム、メタバースF8VPSと高精度測位システム連携したモニタリングシステムなど多様な活用をご提案、各コーナーでご体験いただいております。また今回、メタバースF8VPSと指向性スピーカー（特定の場所に音を届けられるスピーカー）との連携システムを初展示。Webカメラで人を検知するとメタバースのアバターがご挨拶するシステムは面白いと高い関心を持っていただき、多くの反響がありました。

UC-1シリーズで設計した構造物や橋梁モデルをHMDで視認確認できるF8VPSの「XRモード」や、メタバースでの点群データ表示機能には、「実際の状況を感じやすい」「データ量が大きくても動作が軽い」などの感想もあり、3日間で800名近くの方にお越し頂きました。

昨年、4年ぶりの再開となった「震災対策技術展 東北」。今年は全国から企業や気象台など47団体が出展。本年1月に発生した能登半島地震を受け、地震の揺れや津波対策のほか避難所で役立つグッズなどのハードの展示が多数なされました。

フォーラムエイトブースでは特に津波浸水VRシミュレーションには多くの注目が集まりました。また、自社で作成しているGISデータを活用するためのソフトウェアとして、3次元リアルタイムVRソフトUC-win/Roadにも関心をお寄せいただきました。

6月5日、6日に開催された「EE東北 '24」は、両日ともに盛況。コンサル、ゼネコンなどの建設業、メーカーなどから多くの来場者があり、フォーラムエイト出展ブースにも足を運んでいただきました。

フォーラムエイトは、メタバースF8VPSによる建機・現場スタッフのモニタリングシステムなど、建設ICTを支援する技術を中心に展示を行いました。なかでも、「DX研修用デジタル教材・除雪シミュレータ」（国土交通省 東北技術事務所）は、すでにご存じの方から新たにご興味を持たれた方まで、幅広く関心をお寄せいただいています。

なお、6月13日に開催された「第6回 VR推進協議会主催 オープンセミナー 仙台」には東北技術研究所副所長の佐藤英樹氏をお招きし、本事例を含めたインフラDX推進の取り組みについてお話しいただいています。

●VR推進協議会レポート　https://www.forum8.co.jp/topic/vrp146.htm