MITスペシャルセミナー
日時:2022年3月11日 会場:オンライン

土木建設・建築・環境エンジニアリングの最前線

フォーラムエイトと産学連携しているマサチューセッツ工科大学(MIT)より土木・環境工学部教授Oral Buyukozturk氏をお招きし、土木建設・建築・環境エンジニアリングの最前線をテーマに、「センシングと材料の革新による物理インフラストラクチャの持続可能性」について、スペシャルセミナーをオンライン開催。同氏は、持続可能性への意識の高まりを背景として、センシング、アセスメント、素材のイノベーションを、インフラ持続性のために行うことについて解説しました。その中で、動画から振動を拡大して可視化する、ビジョンベースセンシングによる建築物特性解析の手法に、台北101高層ビルでの解析事例を挙げ、制震装置付きのビルで偶然撮影された動画をもとに固有周期を正確に検出できた事が紹介されました。これについては熱心な質疑応答が交わされ、画像から振動を検出する際の条件に関する質問に対して、複数のカメラやアルゴリズムを使用することで安定的な評価ができるようにしていることなどが説明されました。


Oral Buyukozturk教授 構造物の力学と設計、強化/プレストレストコンクリート構造物等を研究


(Up&Coming '22 春の号掲載)
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セミナーレポート

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