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Q&A ラーメン橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)
ラーメン橋脚の設計計算(部分係数法・H29道示対応)

 Q&A ('19.11.22)
>> 旧基準製品Q&A


NEW! 更新内容

Q5−1.「震度算出(支承設計)(部分係数法・H29道示対応)」がインストールされていないPCで、震度連携ファイル(*.PFU)での保存、読み込みは可能か('19.11.22)

目  次
 1.適用範囲、制限事項

Q1−1.既設検討・補強設計に対応しているか

Q1−2.旧データの読込は可能か

Q1−3.柱が橋軸方向に並び、橋軸方向に伸びるはりの上面が道路となる構造は対応できるか
 2.入力

Q2−1.荷重として入力する値は、荷重係数γq、組合せ係数γpを考慮しない値でよいか

Q2−2.入力画面「レベル2地震動照査|共通条件」の「死荷重時の荷重ケース」が選択できない

Q2−3.入力画面「永続/変動照査|計算条件」のタブ「断面照査条件」の「鉄筋引張応力度制限値」で選択する「一般部材」、「気中部材」、「水中部材」は、計算にどう影響するか

Q2−4.入力画面「橋脚鉄筋」のタブ「斜引張鉄筋/横拘束筋」の「ns」として入力する圧縮側軸方向鉄筋本数nsは、鉄筋径が異なる場合どのように換算すればよいか
 3.計算(橋脚の永続/変動照査)

Q3−1.H29道示Vの図−15.8.2(P333)のハンチの有効部分の扱いが、H24道示対応版と異なっているのはなぜか

Q3−2.限界状態1の照査で使用する降伏曲げモーメントの特性値Mycと最大鉄筋量照査で使用する降伏曲げモーメントの値が異なる場合があるのはなぜか

Q3−3.矩形断面の圧壊に対するねじり耐力の特性値Mtucの算出で使用する係数Ktを自動計算にした場合、どのように設定しているか

Q3−4.上部工荷重が橋軸方向に偏心しているため橋軸方向に変位が生じるが、はりの面外方向の曲げモーメントが0kN.mになる

Q3−5.橋座の設計は可能か
 4.計算(橋脚のレベル2地震動照査)

Q4−1.形状、荷重条件とも左右対称で、配筋も右側部材の配筋を左側部材から参照して定義したラーメン橋脚モデルだが、レベル2地震動照査の面内解析では右→左方向と左→右方向の結果が異なっている
 5.ファイル

Q5−1.「震度算出(支承設計)(部分係数法・H29道示対応)」がインストールされていないPCで、震度連携ファイル(*.PFU)での保存、読み込みは可能か







 1.適用範囲および制限事項

Q1−1.

既設検討・補強設計に対応しているか
A1−1. 現在は対応しておりません。
H29道示を適用した既設検討・補強設計に関する参考資料や基準類の発刊後に対応を検討する予定です。
 

Q1−2.

旧データの読込は可能か
A1−2. Ver.10以降の、拡張子が「*.F4U」、または「*.F3W」のファイルの読込が可能です。
ただし、H24道示から計算手法が大幅に変更されているため、形状及び配筋以外は全ての項目の再設定が必要です。
 

Q1−3.

柱が橋軸方向に並び、橋軸方向に伸びるはりの上面が道路となる構造は対応できるか
A1−3. 申し訳ございませんが、対応しておりません。
本製品では、上部工が橋脚上に支承を介して配置される構造物としており、必ず定義する必要があります。
上部工がはりと一体となったり、ラーメン橋脚の面内方向が上部工の軸方向となる構造物は、モデル化することができません。
 2.入力

Q2−1.

荷重として入力する値は、荷重係数γq、組合せ係数γpを考慮しない値でよいか
A2−1. 上部工基本荷重、任意死荷重、温度荷重等、本製品で入力する荷重値はγq、γpを考慮しない値を入力してください。
プログラムで自動的にγp、γqを乗じます。
 

Q2−2.

入力画面「レベル2地震動照査|共通条件」の「死荷重時の荷重ケース」が選択できない
A2−2. 「死荷重時の荷重ケース」は、入力画面「永続/変動照査|組合せ荷重ケース」の画面で選択した「偶発」のケースが選択候補になります。
入力画面「永続/変動照査|組合せ荷重ケース」の画面で「偶発」のケースを選択してください。
 

Q2−3.

入力画面「永続/変動照査|計算条件」のタブ「断面照査条件」の「鉄筋引張応力度制限値」で選択する「一般部材」、「気中部材」、「水中部材」は、計算にどう影響するか
A2−3. 「気中部材」は、V編6.2.2の制限値を使って腐食の照査を行います。
「気中部材」と「一般部材」は、V編6.3.2の制限値を使って、疲労の照査を行います。
「水中部材」は、W編6.3の制限値を使って、疲労の照査を行います。
 

Q2−4.

入力画面「橋脚鉄筋」のタブ「斜引張鉄筋/横拘束筋」の「ns」として入力する圧縮側軸方向鉄筋本数nsは、鉄筋径が異なる場合どのように換算すればよいか
A2−4. H29道示X p195の解説に「nsとして計上される軸方向鉄筋において直径の異なる軸方向鉄筋が含まれる場合には,小さい方の直径を式(8.5.4)における軸方向鉄筋の直径φ’とする。」と記載されています。
これより、鉄筋径の違いに関わらず、鉄筋本数を指定するものと考えます。
φ’は、プログラム側で自動的に小さい鉄筋径を抽出します。
具体的には、側面鉄筋よりも内側の範囲で断面中心から圧縮側にある鉄筋のうち鉄筋径の最も小さい値を採用します。
 3.計算(橋脚の永続/変動照査)

Q3−1.

H29道示Vの図−15.8.2(P333)のハンチの有効部分の扱いが、H24道示対応版と異なっているのはなぜか
A3−1. H24道示V P294では、「(5) 節点部の応力度を照査する場合のハンチの有効部分は…」と記述されており、H24道示対応版以前はコンクリートがハンチ部で圧縮応力度を受ける下側圧縮時に(1:3)の有効範囲を適用する仕様としていました。

しかし、H29道示V P333では、「3) 設計曲げモーメントの照査におけるハンチの有効部分は…」と記述されており、下側圧縮時に限定する根拠がなくなったため、常に(1:3)の有効範囲を適用する仕様に変更しました。
 

Q3−2.

限界状態1の照査で使用する降伏曲げモーメントの特性値Mycと最大鉄筋量照査で使用する降伏曲げモーメントの値が異なる場合があるのはなぜか
A3−2. 限界状態1の照査で使用する降伏曲げモーメントの特性値Mycは、H29道示V P126の解説より、圧縮応力度が設計基準強度の2/3に達する状態が先行する場合はこのときの抵抗曲げモーメントを採用します。
一方、最大鉄筋量照査はH29道示W P70の(2) 2) i)の解説の通り、鉄筋の降伏よりもコンクリートの破壊が先行しないかを照査しますので、降伏曲げモーメントは設計基準強度の2/3に達するか否かを考慮しません。
このため、限界状態1の照査で使用する降伏曲げモーメントの特性値Mycが設計基準強度の2/3に達する状態で決定された場合は、最大鉄筋量照査で使用する降伏曲げモーメントの値と異なります。
 

Q3−3.

矩形断面の圧壊に対するねじり耐力の特性値Mtucの算出で使用する係数Ktを自動計算にした場合、どのように設定しているか
A3−3. H29道示Vの表−解5.7.1の長方形の式から算出します。
η1は、V編表−解5.7.1に示されていますが、これは「構造力学公式集 土木学会」(平成15年3月31日発行)のP46表2.2(b)「長方形断面のねじり剛性と最大せん断応力を求める係数」の1/k1の値です。
η1の線形補間値と、1/k1の値の差が無視できないため、本製品の計算では1/k1を使用しています。

詳細は、ヘルプ「計算理論及び照査の方法|橋脚躯体の部材照査|ねじりモーメントに対する照査」の「・圧壊に対するねじりモーメントの制限値Mtusd」をご覧ください。
 

Q3−4.

上部工荷重が橋軸方向に偏心しているため橋軸方向に変位が生じるが、はりの面外方向の曲げモーメントが0kN.mになる
A3−4. ラーメン橋脚躯体形状が左右対称で、荷重条件も左右対称の場合、左柱と右柱の橋軸方向の変位量は同じになります。
この場合、はりは橋軸方向に変形せず、曲げモーメントは0.0kN.mになります。
 

Q3−5.

橋座の設計は可能か
A3−5. 可能です。Ver.3.1.0で橋座の設計機能を追加しました。
 4.計算(橋脚のレベル2地震動照査)

Q4−1.

形状、荷重条件とも左右対称で、配筋も右側部材の配筋を左側部材から参照して定義したラーメン橋脚モデルだが、レベル2地震動照査の面内解析では右→左方向と左→右方向の結果が異なっている
A4−1. 入力画面「橋脚鉄筋」のタブ「主鉄筋配置」で、柱の配筋を参照している場合、参照先の鉄筋配置が反転されないことにご注意ください。
例えば、左柱の配筋が左側12本、右側10本で左右対称でない場合、これを右柱で参照すると、右柱も左側12本、右側10本の配筋になります。
左右対称となるためには、右柱は左側10本、右側12本とする必要がありますが、参照機能ではそのようになりません。
この場合は、参照機能を使用せず、それぞれの配筋を定義する必要があります。
 5.ファイル

Q5−1.

「震度算出(支承設計)(部分係数法・H29道示対応)」がインストールされていないPCで、震度連携ファイル(*.PFU)での保存、読み込みは可能か
A5−1. 可能です。



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